2021年度vol34
運動会までまっしぐら
~くじら組ラストスパート 運動会直前々号~
すっかり夏から秋へと移り変わり、くじら組の子どもたちは季節を肌で感じながら「運動会はいつ?」「もうすぐ運動会!?明日?」と待ちわびています。
馬跳び(花)
海かもめの砂浜リレーから園庭リレーに場所が変わり、紅・白・青組に分かれて日に日に白熱してきました!勝ちたい思いが増してきて、なかなか勝てない紅組は、リーダー凛子の声掛けで啓佳と千夏がリレー後に園庭を走っています。最初は凛子が先頭で行っていたのですが、そのうちまるで監督かのように「もっと速く、速く走って!」と声を掛け鼓舞しています(大人顔負けです…)。凛子「啓佳遅いから、家から走ってきて」と言われたようで、家に帰り啓佳はその事をお父さんに伝えると「え!?ホントに!?」と、次の日には家からお父さんと走ってくるようになりました。(仲間の言葉には力があるんですね)近所の優空も朝ランニングの仲間入りし、その日から毎日続いて走ってきているんですよ。
紅・白・青組でのリレー
その噂はすぐにくじら組に広がり、年長保育の日には、晴子・凛子・千夏は自宅から走り、百福はかもめの近くに車を止めてそこから走り、花は「朝は走れないけど、土曜とか日曜に、お父さんに走り方(腕をしきりに動かす)教えてもらう」と、言っていた通りお父さんと走ってきました。莉唯は、お母さんと2人で和宇尻通りから走り縄跳びをして(上り坂)登園。光影はお父さんと、彩葉はお母さんと毎朝家から走ってきています。陽希は「もっと速くなりたいから走ってきてるんだ」羽鳥家のチャイムを鳴らし、お誘いランニング。(啓佳と優空と3人で)
子どもたちの「もっと速くなりたい」を快く叶えてくれるお父さんお母さんと一緒に、運動会に向かってまっしぐらのくじら組です。
「世界の澪恩になりたい」
澪恩の走り方に少し特徴があり(首の傾きと手の振り方の動き)その事を木村母に伝えたところ、自宅で“世界のボルト”の話をしたそうです。話だけでは伝わらないと思ったのか、少しだけボルトの走っている動画を見せると、ポイントをつかみ、走り方に変化が見えてきています。なんと「世界の澪恩になるぞ!」と言いながら走っているようですよ。年長保育の日には、かもめから自宅(桂岡中央公園近く)まで、走って帰ったようです。姉の澪那も「澪那だって世界の澪那になりたい~」と、姉妹揃って目指す目標が高いですね~。かもめのボルトになれるかな?乞うご期待あれ!
(石田 記)