食育
地域の自然食
地域の自然を「いただきま~す」
山を背に海に面して生活するという良好な環境のもと、子どもたちは日ごろから自然の恵みを存分に享受し、自ら額に汗して野菜を育て収穫し、調理もします。自分たちも土にまみれて野菜をつくるからか、ピーマン、ブロッコリー、トマトなどの「嫌われもの」を抵抗なく食べるようになることも多く見られます。
幼児期に獲得した味覚は消えないものらしく、中学生に成長した卒園児がフキの煮物などを口にすると、「アッ、これ、かもめの味だ!」などと言います。
子どもたちが山や海で採って食べたり、畑で収穫して調理するものを以下にあげます。
山菜編
・フキノトウ = 味噌和え ・ヨモギ = 天ぷら・もち ・ツクシ = おかか和え ・ヤマブドウ = ジュース・ジャム ・フキ = きゃらぶき・煮物 ・ミツバ = 汁物 ・ドドメ(ヤマグワの実) = ジャム・ジュース ・コクワ(サルナシ) = 生食
白樺に穴をあける
白樺の樹液を飲む
つくしを採る
つくしの袴をとる
笹の子の皮をむく
山菜採りに山へ
山菜を採る
ヨモギを採る
フキの皮をむく
ヨモギをゆでる
絞って水分を抜く
ミキサーをかける
ヨモギ餅 ペッタン
餅を丸める
毎年山菜パーティーを行なっています
水産編
・イソスジエビ = 踊り食い ・コタマガイ = 網焼き・汁物 ・海藻類 = 生食
野菜編
・ソバ = 刈り取り、脱穀 → 蕎麦打ち
・大豆 = 未成熟大豆 → えだまめ、完熟大豆 → 脱穀して豆腐に
・だいこん = 間引き、収穫、大根洗い → ニシン漬け、たくあん、「ごんじり」
ソバの種植え
刈り取り
脱穀
まぜる
こねる
のばす
林産編
・しいたけ = ほだ木づくり(山だし、玉切り)、稙菌、収穫 → 炭火焼き、バター焼き
(ほだ木の山出しは、年長組が卒園直前に後輩への置き土産として行います)
枝を切る
山から木を下ろす
コマ菌を植える
コマ菌を植える
コマ菌を植える
ホダ木を運ぶ