2021年度vol36
かもめの森「開拓」
2018年秋
一面、笹や雑草に覆われていた土地の草刈りから始まった「開拓作業」。
〈もともとの森の中〉
〈笹やぶ刈り〉
2020年春
〈重機を入れての整地〉
園庭工事と並行して森の中もパワーショベル(ガーガー)によって笹の根を根こそぎ引き抜き、整地が一気に加速していきました。
そんな時に「子どもたちの遊具に使って下さい」と渥美正江さん(卒園証書や、廊下に飾ってある書道、かもめの看板を書いてくださっている書家)より50万円寄附されました。
2021年春
〈吊り橋 作成中〉
大鋸さん(OB)、髙川勝さん、を中心に、園舎管理のお父さん方、他にも沢山の方たちによりに遊具設営が次々に進んでいきました。
〈ワオーの森から遊具用木材運び出す 園舎管理委員〉
2021年夏
念願の「遊びやぐら」完成。
年齢問わず大人気です。
園庭が楽しくて!
完成なった園庭が子どもたちの心をわしづかみにしている。「遊びやぐら」には子どもばかりか、大人でさえもつい駆け上ってしまう。
園庭での遊びを巡っては、年長児光影のこんなエピソードも。
登園は森で遊んでから!
「かあちゃん、誰も来ないくらい早くかもめに行く!」
「どうして?」
「だって、年長が来てしまうと、雑巾がけしなきゃならないから遊べないもん。ミッツは森で遊んでから、かもめに行きたいっ!」
とは言うものの、おいそれと7時前に家を出るなんてできない。
で、登園してみると、もう、数人の年長児が!
「ワーン、かあちゃんが遅いから遊べな~いッ!!」と号泣する光影でした。
プログラムも子どもの創意で
かめ組・歩雅「運動会、やぐらの上で太鼓叩きたい」
その場は聞き置いたが、「そうだ、創立35周年だし、幕開けに叩いてもらおう!」
と。構成も決まる。
年長全員に、「かめ組の歩雅が太鼓を叩くんだけど、年長で叩きたい人いる?」と尋ねると、「ハイ」、「ハイ」、「ハイ」と8人が威勢よく手を上げた。
「一人しか叩けないんだけど、どうやって決める?」と言いかける間もなく、ジャンケンが始まっていて、光影に決まった。
誰に教わったわけでなく、何の打ち合わせもしないけど、二人の息はピッタリ。どんな演奏になるか、乞うご期待!
2021年春
「かもめの森」完成。 丸太渡り、ロープ渡り、ロープ登り、トランポリン、吊り橋、丸太飛び、戸板登り、ブランコ、楽しい遊具がふんだんに。林の中は、木陰にもなり格好の遊び場、子どもにとって最高の場所がまた一つ増えました。「かもめの森」、「遊びやぐら」完成に関わった皆様方、本当にありがとうございました。
(髙川、樋詰)