2024年度かもめクリスマス
かもめ クリスマス
みんなが楽しみにしていたクリスマス会!今年も保護者と職員による合唱からスタートしました。お忙しい中、合唱隊に参加された保護者の方、ありがとうございました。合唱の後は子どもたちも歌いましたよ。「あわてんぼうのサンタクロース」「赤鼻のトナカイ」「クリスマスのおおさわぎ」「ジングルベル」どれも子どもたちが好きな歌です。元気に歌って踊った後はお楽しみ。今年は映写機を借りて『かもとりごんべえ』を鑑賞しました。ごんべえさんが鴨を一気に捕まえようと縄をかけると、そのまま鴨が飛び立って、ごんべえさんも引っ張られて空を飛ぶ場面では笑いが起きたり、「川に落ちたよね~。」「おもしろかった!」と反応もありましたよ。そして、今年も豪華!かもめ名物のクリスマスメニュー!テーマは『くるみ割り人形』でした。その秘話などは給食部のところをぜひご覧ください。
特別ゲストのブラウン・デラ・実りさん(夏の間かもめで働いてくれていました。)と双子のお姉さんを迎え、二人の素敵なハーモニーに酔いしれながらの食事となりました。
最後は「マンゴーサワサワ歌って!」と子どもたちがリクエスト。大盛り上がりでしたよ~!そしてお楽しみはまだまだ続く…。
みんなのお待ちかねのプレゼント、今年は何をもらったのかな~?
では、クラスの子どもたちの様子をどうぞ~!
(平子 記)
いくら組
いくら組初めてのクリスマス会!歌やダンスやお話も手を叩いたり体を揺らしたり、指をさしたりして楽しみました。歩く子たちは輪の中に入ってダンスをしましたよ。楽しいことは色々あるけれどやっぱり一番うれしいのはごはん!ピザにお肉に餃子に……もりもりたべてお腹はパンパン!ピザは上の具がなくなってもガジガジとかじっていました。トマトのおつゆも人気で盛ったそばから飲み干すこどもたち。「アー!アー!(おかわりチョウダイ!)」と主張していました。
サンタさんからは木のラッパをもらいました。吹いても吸っても音が鳴るんです。ほっぺたを膨らませながらブーブー鳴らしてかわいいですよ。他にもお風呂で使うブリキのバケツやでんでん太鼓、紙風船ももらいました。
オモチャの所にいる子もいれば、他のプレゼントが気になってちょっかいをかけては戻される子もいたのですが、和泉がなにやら青いものを持っているなとみると、あ!ノリ持ってる~!かにさんのプレゼントをこっそり持ってきていたのです笑
来年のクリスマス会はもっと楽しみに迎えられるといいなと思います。
(石川 記)
しじみ組
サンタさんからのプレゼントは、大きな布に包まれたボールが5つ。布の隙間から見えるのに、掴んで取ろうとしても取れません。リボンをほどいても、布を引っ張っても、なかなか取れないので、ボールの上に乗っかって引っ張る楓音と天晴です(乗っかったら余計取れないんじゃ…)。
やっと取れたと思ったら、今度は取り合いっこが始まりました。自己主張がさかんな時期ならではの光景です。麦・柏・朔・美月対市村のボール転がしっこが始まりました。子ども4人相手に、次から次へと高速でボールを返す市村の早いこと早いこと。子どもたちはゲラゲラ笑っていました。ボールを投げるのが上手になってきましたよ。
最初は投げても上に飛んでいくばかりだったのに、だんだん前に飛んでくるようになりました。目と手の協応がまだ難しい年齢なので、大人から投げても、子どもが手を閉じてキャッチしようとした時にはボールは下に落ちていますが、そんな姿が可愛いくて、何度もなげっこして遊びました。お家でも遊んでみてください。
(鈴木 記)
あさり組
午睡明け、大きい子の後ろに付いてツリーの下に行ったものの、自分のプレゼントがあるかどうか半信半疑の子どもたち。手提げバッグについていた名前を呼ぶと、そこでようやく自分のものがあるかどうかと集まってきました。箱の中を開けると、一生「かにさんとおなじペンだー」水「クレヨンだー」早速、昊兎が「え、かきたいー」と言い出したら次々に描きたい、とテーブルの前は大行列になりました。いくら組の椋大と光がいち早くペンを見つけ、近寄って遊ぼうとすると「ダメだよ!」と慌てる場面もありましたよ。十分絵を描いて満足した後は、バッグを肩から提げ、気分はお姉さん・お母さんになってごっこ遊びとなっていました。1つ上のお兄さんお姉さんの気分になって、これからもたくさん絵を描いていこうね。
(石田・阿部 記)
かに組
かに組のクリスマスプレゼントは、一人ひとつリボンのかかった箱。中身は、セロハンテープ、色とりどりの折り紙や千代紙、ヤマト糊のガラクタセットでした。「いっぱいくれたー!」と嬉しそうな反面、どうやって遊ぼう?指で塗るヤマト糊はみんな初めてなようで「これなに?」と不思議そう。そんな中、折り紙を糊で箱に貼り始める重橙。「これなら重橙の(箱)って分かる」と言うと、他の子らも真似。それぞれオリジナルの箱になっていました。倖士は三角に折った折り紙を貼っていましたよ。折り紙で「コップ作れるかい?」と作ってみせると、「陽も作れるよ!」「洸介も作りたい!」叶望「さんかく?」と一緒に作ってみました。横で見ていた香澄も「こう?」とやってみます。「できた!」と嬉しそう。
カンパ~イとコップで飲むフリをすると、洸介「ほんとのほんとに水入れてくる」香澄「そうしようそうしよう」と水を汲みに行きました。「あ~こぼれちゃった」と言いながら2人で笑っています。その後洸介はコップ屋さんかのようにたくさん作っていました。自分で作れるものが増えるとやっぱり嬉しいし自信になりますね。洸介はその後家でもずっと折り紙をしているそうですよ。
ちぎる、切る、貼る、丸める、折る、などガラクタは遊び方が無限にあります。まずは友だちの真似からでも、自分でこうしてみようかな、ああやったらおもしろそうと考える力にもなりますね。おうちでもたくさん遊んでね!
(佐生 記)
かめ組
伊織、理大郎がビビンバに星が入ってる!と、人参と大根を見せ合い。碧は、豆おかわり、「これ美味しい!」灯矢は、「俺肉好き!」とスペアリブにかぶりつき、玲良、菜緒は、グラノーラ大好き!旭音は、ピザ美味しい!と何度もおかわり⁉椰人は、だいたい全部のメニュー2回もおかわりしていました!普段はのんびり食べている子ももりもり食べて、おかわりしていました!クリスマスメニューの力は偉大ですね。
サンタさんからのプレゼントのペンケースをお互いに見せ合い、理大郎は孫悟空だ!旭音は獅子舞だね! 玲良のボタンかわいいね!あおいは星いっぱい!など、喜びあっていました!
すると早速「絵描きたい」と椰人!!今まで使っていたプチマジではなく中ペン(プロッキー)に持ち替え描き始めます。その動きにつられて、「絵描く」と次々に描き始めますが、今まで慣れたプチマジは握りしめて描きますが、中ペンはえんぴつ持ちになり、その違いに戸惑いもあります。おしゃべりしたり、落ち着きが少ない子どもたちでしたが、絵を描くときは真剣になる姿がとても印象的です。喜び余って、ペンケース持ち歩きますが、あれっこれ誰の?ここにも落し物?と物の管理も覚えていかなければいけないかめ組の子どもたちです…。碧は翌日ペンケースのモデルの絵本『わたしのワンピース』を見つけ「ここが碧のと一緒!!」とまたまた興奮していました。
素敵な絵をたくさん描こうね。サンタさん本当にありがとうございました!!
(樋詰・一戸 記)
くじら組
ちょうちん祭りが終わってすぐクリスマスブーツ作りが始まりました。ちょうちんはケント紙や画用紙に描いて絵の具で塗っていきましたが、ブーツは和紙を使います。和紙になると、一気に難しくなるんです。絵の具の水の量が少ないと筆がパサパサになって和紙の凸凹にうまく絵の具が入らず、逆に水の量が多いと和紙の色に負けてしまって絵の具の色がきれいに出てきません。そして、絵の具の後はブランケットステッチで回りを縫っていき、最後には指編みが待っています。指編みに苦労する子がたくさんいました。最初の輪の部分が出来なかったり編んでいく途中でひもが抜けてしまったり。何度も何度もほどいてやり直して作り上げました。ブーツとモールを全員が飾って…
(志)「あっ!志部谷ブーツない!サンタさんのプレゼントもらえない!?」
(子)「俺のブーツに2個入っていたらあげるよ」「今から昼寝しないで、ブーツ作ってあげるか!?」「急げば間に合うから!和紙ないの!?」
などなどうれしい声が聞こえました。(去年は確か「志部谷、怒りんぼには来ないんだよ」とチクリと言われたんだっけ。)
そんな汗と涙の心のこもったブーツにサンタさんはプレゼントを入れてくれるかな??
午睡明け、プレゼントを探しにツリーに駆け寄る子どもたち!
入ってました!!鮮やかな色のコマです!!そりゃぁもう大興奮でした~
早速回す子どもたち。始めは中々まわらず、あっちへ飛びこっちへ飛び!「コマなくなった」と探しながら、でもやっていくうちにクルクル…「おぉぉぉぉ!!」回ると頬っぺた真っ赤にしてさらに大興奮。晴暉が「気合いでシュッ」と言いながら投げていたのをみんなも真似しはじめて、その日のみんなの合言葉になっていました。薫は初めて回ったコマを全身でガードしていました笑
帰るまでの間に回せるようになった子がたくさんいてビックリです。
次の日の土曜保育で莉音はず~っとコマをやっていました。「出来るようになったらおもしろいね!」「まわせばまわすほどうまくなるんだよ!」と話していたそうです。
今日もちょっとの時間があれば「コマやろう」と友達に声をかけてコマ回しをしている年長たち。「いっぱいやったらコマが可愛いくなったね」と絃太と陽太朗。たくさんやって、めざせ、コマ名人!!
(志部谷 記)
給食部
今年のクリスマス会のテーマは、年長さんが鑑賞したバレエ「くるみ割り人形」にしました。
テーブルの上を一つの舞台と考えて、どんな料理で表現するかを決めていきます。
まず大きなクリスマスツリー。これは緑・赤・白の野菜が入ったビビンバにしました。円柱状のご飯を積み上げて、たれにつけて焼いた豚肉と星形に切ったたくあんと人参も飾り華やかになりました。柱時計は大きさを強調したかったので大皿と同じくらい長いスペアリブのマーマレード煮です。ホロホロに煮たお肉は一番人気。あっという間になくなりました。
舞台で踊る大勢のバレリーナは、ロシアの水餃子(ペリメニ)をフリルの付いたカップに入れて表現しました。周りにグリーンサラダを敷いて彩りを添えます。
敵役のねずみの王様が見つめるフロアには手作りピザを敷き詰めました。更にかもめならではの特別メニュー、春に採れたわらび(頂き物です)とふき(子どもたちが採りました)と身欠きニシンの煮物も作りました。ニシン漬けで「ニシンはおいしい」と知っている子どもたちと貴重な山菜に喜ぶ大人たちに人気でした。そしてもう1品、かもめの定番「ビーンズサラダ」はゴールドキウイと赤のパプリカを加えていつも以上にカラフルになりました。
舞台の奥にはお菓子の国が広がります。床にグラノーラ(シリアル)を敷きその上に豆腐ドーナツが積み上げられています。いただきますと同時に初めて出したグラノーラには大行列ができてびっくり!ドーナツはおやつに食べました。
年長さんたちが「くるみ割り人形だ!」とテーマに気が付いた直後、ピアノが鳴り、主人公のクララ(石川)とくるみ割り人形が踊りながら登場しました。みんな感動して拍手が鳴りやまず、アンコールもかかっていましたよ。
食べている時には、夏に一緒に働いたデラさん姉妹(双子です!)が生演奏を聴かせてくれて盛りだくさんの給食時間となりました。お手伝いしていただいた皆様ありがとうございました。
(遠藤 記)