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かもめニュース

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2007年度〜2011年度

2011年度 vol12

かもめ祭り無事終了皆さんありがとうございました!

 雨が心配された祭り当日でしたが、大丈夫でしたね~。天気予報は祭りの時間がばっちり雨。佐原父をはじめお父さんたちが母屋と第2園舎の間にブルーシートの屋根を付けてくれました、すごい!でも私たちの願いがかなったのか、雨はおちてきませんでした。本当に良かったです。お父さんお母さんたちは、当日はもちろん準備や後片付けなどお疲れ様でした。皆さんお祭り楽しめましたか?

今年も年長児はオリジナルの神輿を作りました。どうやって作ったのかな?

……くじら組(樋詰)の保育日誌より……

 まずは、神輿の4面をどうするか話し合いをしました。「祭の絵がいい」「からすのパン屋さん」「白見の竜」「まえがみたろう」など他にも次々に出ました。神輿の骨組みを見たりしてイメージをふくらませ、話し合いが続き、「まえがみたろう」「からすのパン屋さん」「かもめ祭りの絵」の3つに決まりました。
次の日から神輿作りが始まりました。初めは、「からすのパン屋さん」思い思いのカラスを描きハサミで切っていきます。描いた線のギリギリを切っていくのは、あみ・千聖。他の子には、「もう少しギリギリを切って」と要求。ハサミの先を使うのが難しいようですが、神輿作りで力を付けてほしいと思っています。みんな喜んで神輿を作っています。

 クジラの仕上げに絵の具を塗ったり、龍の目を塗ったりと、絵の具を使うのはとても楽しかったようです。
 翌日は「からすのパン屋さん」のパン作りをしました。絵本中のいろんな形のパンを作ろうと様々な形を描いて切っていきます。午後からも「神輿作るから、掃除(玄関)終わったら中に入ってきてよ~」と、当番の悠と晴るに声をかけるあみでした。
 今日は、朝一番に「神輿作ろう!」と晴る。次のテーマを作ることになりました。「祭りの絵」はやめて「まえがみたろう」と「たつの子たろう」になりました。「まえがみたろう」では、水の中でくじらとうしおにが水を飲んで村を助けるという場面を作っています。「たつの子たろう」では、龍になったたろうの母が岩山をたろうと一緒に崩す場面を作っています。
また翌日。前日まで切りに切っていた、カラスやクジラ、龍、パンを和紙に貼り付けていきます。が、それがなかなか大変。手の指、手のひら、手の甲にのりをべったり付け、表も裏も両面のりだらけだったり、端までしっかりのりが付いていなかったりしましたが、声をかけ、要求していくことで、だんだんきちんと付けられるようになりました。
こうして、神輿が完成しました。一つ一つの絵に理由やストーリーがあります。「これは?」と思うところがあれば年長児に聞いてみて下さい。

 かめ組もお神輿を担ぐので準備をしていました。そうなると、「かに組もお神輿した~い!」とかにの子たちも強いアピール。「来年のお楽しみにとっておこうよ」と石田が言ったら、幸来「よーし石田をお神輿にしよう」侑生「石田にしよう」と、石田を持ち上げてワッショイワッショイとじゃれつき遊びが始まりました。祭り当日は、願いが少しだけかなって、かめ組のお神輿に長縄をつけてそれを持って歩き、お神輿気分を味わうことができました。来年が楽しみだね。

お祭り当日、年長のお神輿隊と一緒にスタートしたかめ組のお神輿。12名のパワーが大きすぎて大人が押さえて進むほどです。鍵谷母が作ってくれたエイサー隊風の衣装がばっちり決まってましたね。翌日「肩痛い」と亮介。がんばって担いでくれたんだね。

子どもたちがお昼寝から起きるといよいよ祭りの始まりです。浴衣や甚平を着て集まります。かわいいね!お神輿が一回りした後は、潮太鼓保存会の人たちの力強い太鼓の演奏です。やっぱり和太鼓はいいですね、ワクワクしてきます。

 続いて子どもたちの歌「かもめ祭りのうた」です。元気な声が響きました。そして、餅つきと続きます。外での1臼目は潮太鼓の人たちによる「餅つきばやし」2・3臼目は樋詰とお父さんたちが搗きました。搗きあがった餅はその場で大福にされ販売しました。「かもめと言えば餅つき」なのでなれっこになってるところもありますが、今時臼ときねで搗いた餅をその場で食べるなんてなかなかできないことですよね。

 子どもたちはあちこちの売り場へ出かけます。かに組以上は自分でチケットを持って出かけました。ちゃんと買い物できたかな?美味しいものはいっぱい食べたようですよ。智太は「ホタテ」「イカ」となかなか渋い。「イカ食べる?」とお誘いもしてくれていました。

 OBもたくさん来てくれました。OBのお父さんお母さんも手伝ってくれました。懐かしい顔に会うたびに笑顔があふれます。お祭りが同窓会のようになっていて、学年ごとに大人も子どももかたまっている光景が微笑ましかったです。

 今年はOB宮田結晶父がラーメンを出店してくれたり、武藤晴吾父が職場からたい焼き機を借りてきて焼いてくれたりと、新メニューが登場しました。昔遊びコーナーをはじめいつもの店も元気でした。

 盆踊りを踊って祭りもおしまいです。片付けをしていたら、銀士が初対面のはずの町田理事長にだっこされてすやすや眠っていました。「銀士誰でもいいの…?」と不満気味の谷。

 月曜日に浅野があさり組の子たちに、「お祭りで何食べた?」と聞くと彩夢「おいも~!」それを聞いた桂史も「おいも~!」お祭りに、おいもあったかな…?新メニューかな?

毎年かもめの前の道を歩行者天国にして使わせてくれる近所の人たち、駐車場を使わせてくれる米澤印刷や北海道ガソンなど、多くの人たちのご協力でかもめ祭りは成り立っていると思います。ありがたいです。桂岡小学校に祭りのちらしを届けた時に、「かもめ祭りのちらしまだ?って子どもたちに言われてました。低学年を中心に楽しみにしているようです。」と教頭先生。地域のお祭りとして定着してきたようで、嬉しいです。

最後にもう一回

実行委員会をはじめとしてお父さんお母さん本当にお疲れ様でした。

喜一おかえり

 お父さんの仕事の都合で一家4人でカナダに行っていた喜一が帰ってきました。お帰りなさい。お祭りの日にさっそく元気な姿を見せてくれました。慣れない外国生活は大変だったと思いますが、4人とも元気そうで安心しました。もうかもめに通っています。またいっぱい遊ぼうね。

絵箱も完成しました

 お父さんたちが休日を返上して集まって、何日もかかって絵の紙を入れる木の箱を作ってくれました。その作業におじゃましてみると、かもめのホールは工場化していてびっくり。6/26最後の作業が終了しました。立派な絵箱の完成です。5月6月と忙しかったですね。ありがとうございました。