2005年度 Vol23
やりたーい!
砂浜でむっくりくまさんをした時のことです。海からあがって寒そうにしていた絢葉に「むっくりくまさんしよう!」と誘うとそれまで砂遊びをしていた大志、葉澄、倫太郎、和奏が「やる~!」と入ってきました。(※むっくりくまさんとは、みんなで輪になりくま役の人のまわりを唄いながらまわり歌が終わるとくま役が誰かをつかまえる遊びです。)
大志はくま役をやりたくて「大志一番(にくま役をやる)」と毎回言うのがおきまりのセリフ。一回むっくりくまさんをやったあと葉澄がぬけ、4人で遊んでいました。
くまさんから逃げる和奏。追いかける絢葉。くまさんになりたいあさり組はつかまるのがとっても早いです。以前かに組の央都が入って一緒に遊んだ時、央都は『つかまらないのがいいんだ。』ということがわかっていて、ぜんぜんつかまらずに逃げ切っていましたが、あさり組はつかまることを楽しんでいるようで、後ろからくまが近づいてくると逃げる速度をゆるめたり、止まったりします。
浅野「つかまったの?」
絢葉「うん、和奏」
浅野「じゃもう一回やろう」
というやりとりをくり返して何度もあそびました。以前はまったく入ってこなかった倫太郎も入ってきて楽しんでいます。
そろそろ帰る時間と思い「あと一回やったら、帰ろうか。」という時、葉澄が入ってきました。その時、くま役の和奏がつかまえたのは葉澄。「じゃ帰ろうか。」と浅野が言うとくまになりたい葉澄は当然激怒。「やるの、やりたい!!」と抗議。そうだな当然と思い、帰りかけていた4人を誘い最後の一回がスタート。葉澄も満足げにくま役をして、終わったから「帰ろうか!」ということになりました。すると今まで砂や波打ち際で遊んでいた柊平が「やりたいの。くまさん、しゅうちゃんもやるの!!」と抗議してきました。でもあさり組はもう階段を上がっていく姿が見え、食事の時間も迫ってきて・・・。
浅野「しゅうちゃん、今度一緒にやろうね」
柊平「やだ。(今)やるの!」
浅野「あさりさん帰っちゃったもん。今度しよう。」
柊平「するの!!!」
・・・・・
説得の末、その日はあきらめてくれたようで、帰ってきました。今度またたくさんむっくりくまさんして遊ぼうね。できれば南斗も誘って・・・南斗はくまに追いかけられるのが嫌いで泣いてしまうので入ってきません。でも何度も遊ぶと楽しくなるよ。