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かもめニュース

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2007年度〜2011年度

2008年度 vol36

秋のワォーの森を楽しむ ~かめ・かに・あさり組~

 11/11(火)年長さんがワォーの森に桜の木を植えて新しい道を作っているというので、かめ組、かに組も急遽行ってみることにしました。かもめから歩いてワォーの森に行き、登って遊んで、また歩いてかもめに帰り給食を食べました。
 かに組はそんなことをするのは初めてで、帰り道は少し疲れ気味の子もいましたが、泣き言を言う子はいなくて、「歩ける足になったな~」と、とっても感心しました。
この時期の山は蚊もいなくて、お天気が良ければ快適です。翌日も晴天の予報ということで、12日(水)も行くことにしました。この日は現地集合です。あさり組も来ました。

11/12(水)【かめ組】

 今年かめ組は春から10回位遊びに行くことが出来ました。まず人気なのはトランポリン。飛び跳ねたり転がったり、小さい子から大人も楽しめます。頂上に着くと、ひと遊びしてから次の遊具に移動します。
 続いてブランコ。春頃は、大人が座る木を押さえないと乗れなかったかめ組の子でしたが、今はどの子も、ロープを力強くにぎりタイミングよくジャンプしてピョンと乗ります。
「怖いから乗らない」と言っていた陽太や皓弥も、今では自らみんなの列に並び楽しめるようになりました。怖さ知らずの子たちは、「もっと押して~」「まだまだ~」と。中には、葉っぱをつかもうと片手になる子もいます。

 ワォーの森の遊具で最も難しいのが、ロープ渡り。ロープに乗ってみるものの、バランスが悪かったりどんどん高くなると、尻込みして途中で戻ってしまいます。しかし、11(火)に、結晶がスルスルっと渡りきると、響、皓弥、芽生と続き、出来るようになってきました。
すると「純花もやってみるかな…」と挑戦。途中で「助けて~」「怖い~」と、身動きが取れなくなったので、「怖かったら戻りな~」と声をかけると、「でも…行く!!」と、渡りきることが出来ました。
12(水)には風花も「渡ってみたい」と、見事渡ることが出来、かもめに戻ると藤原やくじらの友だちに、「ロープ渡り最後までいけたんだよ~初めて出来た」と喜びいっぱいで教えていました。どんどんダイナミックになる子どもたちの遊びの変化に驚かされました。

 そして、去年の年長が作った『くじらきち』での狼と7匹の子ヤギごっこ。狼になるのは、優佑、駿佑。子ヤギを食べて寝てる姿や、「あ~のどが渇いた」「ボッチャ~ン」と池に落ちる演技がなんとも味があり、見ていた谷も大笑いする程。子どもたちも「もう1回やろう~」「今度は子ヤギ」「お母さんになる」と役を変え何度も楽しんでました。

【かに組】

 かに組の子たちに人気なのは、やっぱりハンモック。すぐに乗りたいけど、難しいこともあります。まずはかめ組の子たちがいっぱい乗っていて、「今はかめさんが使ってるからダメ~」「○○ごっこしてるからダメ~」と言われています。
 かめの子たちが少なくなって、かに組の子たちが乗ってます。ところが、駿が横で怒っています。訳を聞くと「入れてと言ってもダメって言われた」とのこと。もう一回「入れて」と言うと今度は「いいよ」とみんな。
 ハンモックに乗るとそこでのんびりする子が多く、時々谷が狼になって襲いに行き、外へ連れ出します。谷が近づくとキャ~キャ~言ってハンモックの中を逃げ回ります。

 この日はブランコに挑戦する子も多かったです。まだ一人では乗れませんが、大人に手伝ってもらい楽しみました。「もっと押して~」と言うので押そうとすると「やっぱりちょっとでいい」と。まだ少し怖いかな…?
 かめ組かに組は、ワォーの森の頂上のツリーハウスでお弁当を食べて来ました。かに組は上で食べるのは初めてです。春にはリックを背負って登るのが難しいかと思いましたが、今では、お弁当・水筒・着替えの入ったリックを背負っても大丈夫。ツリーハウスの上は景色が良く増毛連峰まできれいに見えました。「気持ちいい~」でもさすがに11月、のんびりしてると寒くなってきます。さあ下りましょう。

 帰り道、華蓮が『森から森へ』の歌を歌い、みんなも一緒に歌いました。それはそれは颯爽としてましたよ。

【あさり組】

 秋のワォーの森は2回目。前回は琉久が初登山で泣きながら登っていました。歩くのが大変だったようです。しかし今回は全く違っていて、もくもくと登っていました。少しの間で、おどろく程の成長ぶり!
 その少し先をあみ。横には純花がいて、しっかりサポートしてくれています。頼りになるお姉さんです。千聖は余裕で『泥んこと太陽』の歌を歌い、咲仁はかに組の先頭集団に混じって身軽に登って行きます。4人それぞれ着実に歩く力がついてきているのを感じることができました。

 頂上に着いてジャンバーと帽子を脱ぎ捨てて、あっちにこっちに忙しそうに走り回っているのは、咲仁でした。中でもブランコが気に入ったのか、何回も乗って満足顔を見せていました。
 とっても難しいロープ渡りに千聖と咲仁が挑戦。少しでも揺れると「怖い~」と叫んでいた千聖でしたが、なかなかしっかりつかまっていて、見ているこちらの方がハラハラでした。
「琉久もやりた~い」と言って、かに組がやっていたトランポリンに入って行った琉久。ゴロゴロ転がりまわったかと思うと、今度はくじらきちの2階に登ったりと、とても楽しそうにしていました。
 丸太橋を真剣な顔つきで渡っていたあみは、途中何度かあきらめていましたが、一回出来たら自信をつけ「またやりやい」という気持ちになって、繰り返し渡っていました。
あさり組も楽しい時間を過ごすことが出来ました。タクシーでかもめに帰りお弁当を食べました