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かもめニュース

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2017年度〜2021年度

2019年度 Vol36

友だちと一緒が楽しいしじみ組

笑ったり怒ったり

 外遊びの1コマです。
 木々の葉が落ちて海が見える園庭はとても気持ちのいいそりコースになっています。
大ぞりに七海が乗っています。その隣のあいているところをトントンと叩いて「おいでー」と呼んでいます。近くにいた仁心、初乃、おとが乗りました。大ぞりに2人ずつ向かい合って電車の4人掛けのようです。顔を見て笑ってうれしそう。おとははじめの頃そりで坂を滑るのが怖かったのか、まったくそりに乗ろうとしませんでした。平らなところで引っ張ったり、ホールの毛布ぞりに乗ったりして慣れてきたのか坂道のそりも嫌がらないようになりました。大ぞりに自ら乗り込んできます。しじみ4人に大人が乗ってスタート!あっという間に下につきました。「降りて~降りて~」と大人が声を掛けます。3人がそりから降りました。「ななも降りたい」と七海。みんなと同じがいいと思ったのでしょう。友だちの刺激ってすごいですね。さっそく七海も降ろしました。
 福二郎が坂の上で小さいそりに一人で乗って「颯大ー!颯大―!」と叫んでいます。それに応じてご指名の颯大も下から登ってきました。そりの後ろに乗り込むと2人で坂を滑っていきました。友だちと滑るのって楽しいよね。
 ある日初乃が起こりながら坂道を上ってきます。そしてスタート準備中の大ぞりの中の仁心に向かって「あっぷ!あっぷっぷ!」と怒っています。どうも下のほうで仁心に帽子をとられたか何かしたようです。以前は泣いて終わっていたようなことに対して怒りをあらわにしていました。初乃の本気が伝わって、結構怖かったですよ。

お父さんは?

 凪矢がお雛様の一番下のおじいさん(?)を指さして「パパ」「パパ」と言っていました。大介も「大ちゃんのお父さん」と言っています。どうもお父さんたちはお内裏様ではなさそうです。「ママは?」と聞くと美波が三人官女を指さしました。一番下よりかはかなり上になっています。やっぱりママのほうが……?

ドサ回りに出られるかな?

 彩翔が小さな太鼓を持ってタンタンとリズムを刻みながら歩いていました。するといつもは太鼓大好きな福二郎があさりしじみ部屋のピアノにかかっているオレンジ色の布(最近の福二郎のお気に入りなんです)をかぶって獅子舞を演じていました。とっても名コンビです。

鬼かお化けか?

 節分ではオニから逃げたり、立ち尽くしていた子どもたちでしたが、自分が鬼になるととっても強気です。その日の朝はお面をつけて鬼になっていました。
 初めに鬼になっていたのはあさり組の子どもたちでしたが、それを見てやりたくなったしじみ組。「ちょうだい」とお面を作ってもらい、「オニだぞ~」と追いかけてきます。いつもはみんなが「やりたい!」と来ている場面ではなかなか自分も!と出ていけないことの多い夏帆ですが「夏帆もちょうだい!」と周りに負けじと作ってもらいに行っていましたよ。お面は折り紙に覗き穴のめをあけてスズランテープで頭につける簡単なものでしたが、「鬼が来た~」と逃げるといつも以上に張り切って追いかけてきました。オニのお面が怖い美波はしばらく後ろのほうにいましたが見ているうちに面白くなったのか、やりたいと自分からやってきて、一番最後までお面をつけて鬼になっていました。
 美波は豆まきの後しばらく鬼が怖くてバスタオルの獅子舞にさえも泣いていました。でも自分が鬼になったら大丈夫と思ったのか、怖がることが減りました。強くなったね。
 部屋の中で遊んだ後は外へ出ることに。夏帆、美波、美絢がお面のまま外へ。外では雪や息で折り紙がべちゃべちゃになって破れてしまっていたので、鬼というよりかはお化けのようになっていましたが、雪の中だと雰囲気もある上に、動きものっそり、のっそりになり、中で走っていた時より本当の鬼のようでしたよ。

パンツはくのも一緒がいい

 着替えも上手になってきたしじみ組です。でも、パンツもはかずに走り回っているときもたくさんあります。美絢は仁心や美波に「一緒にはこー」「同じだねー」と言いながらパンツをはきます。パンツをはくのも友だちとが楽しいしじみさんです。

しじみ組では多くの子が2歳になりました。友だちと一緒にいること、一緒にすることが楽しいしじみ組です。トラブルもありますが、やっぱり一緒がいいんです。これからもいっぱい遊ぼうね。

(石川、谷、北澤 記)