1. HOME
  2. かもめニュース
  3. 2020年度
  4. 2020年度 Vol4

かもめニュース

kamome news

2020年度

2020年度 Vol4

春のワォーの森で遊ぶ ~かめ組~

 かめ組は、晃生が仲間入りし17名のスタートとなりました。すっかり雪が溶け、連日ワォーの森へ出掛けています。山道に目をやると春の訪れを待っていた、野の花が咲いています。何種類も咲いていますが、毎日ひとつずつ名前を教えています。すると、ナニワズを見て、莉唯「昨日は咲いていなかったのにね」昨日と今日の変化に気づいていました。毎日行くから感じられる発見ですね。
晃生が山で興味を示したのは、石をはぐって土の中にまだ眠っている幼虫などを見つけることです。周りの子が手でつかみ取り、「これは何だ!?」と観察しているのをじっと見ています。
 もうひとつの楽しみは、勝さんの薪割りの仕事を見る事。チェンソー、斧と、その日によって違うので子どもたちは釘付けです。「勝さん、またやって!」のラブコール!?に何度も応えてくれる優しい勝さんです。(いつもありがとうございます!!)男の子たちは、木の切り株を見つけると「ウィ――ン、ウィーーン」とチェンソーに見立ててマネをする程、憧れの的なんですよ。

~1年の成長~

遊び場までの登り道、かに組の時とは違い、かめになると冬でのソリ遊びで体が鍛えられたのか、大人や前の子どもについてくるようになりました。足腰が鍛えられたんですね。10~15分ほどで山を登り、遊び場へ着くと咲希は着いてすぐロープ渡りへ。「咲希たくさんやるわ~」と言い、ロープ渡りをしていました。咲希に呼ばれ振り向くと、「いま5回目!見ててよ!」と、気付かないうちに何度もやっていました。渡りきれた喜びで何回もやりたい!となったんでしょうね。美優も、「これ(ロープ渡り)、やってみる!」と言い、挑戦!かにの時にやったことがなく、初めての挑戦でした。ロープが安定しなく揺れて「怖い・・・」と呟きながらも、自分のペースでゴールに向かって進んでいました。美優、初めてだったの?!と思うほど怖がることもなく、笑顔で渡り切っていましたよ。渡り切ったあとは「美優初めてやった、ふぅ」とほっと一息…。胸に手を当てて、嬉しそうにしていました。その後も「一本ブランコやる!」とブランコの方に。かめの友だちや年長の乗る姿をみてこうやってるんだ、と思ったのか美優が1人でピョン!と一本ブランコに飛び乗っていました。ピョン乗り(両足で飛んでブランコに乗っかる)がまだ出来ない子もいる中、美優の挑戦してみよう、という気持ちはすごいなと思いました。
 美優のお母さんが「美優、ワォーの森が楽しいみたい。明日ワォーの森だよ、って教えるといぇーい!って喜んでるの!最近、筋肉もついてきて、身体がしっかりしてきてるんですよ。ワォーの森凄いですね!」と言っていました。山の上り下り、かもめまでの帰り道(約40分)、そしてなんといってもワォーの森の遊び場での遊びが、子どもたちの身体の成長に繋がっていると感じました。

~黒髪の舞~

 新1年生が卒園式の際にやっていた黒髪の舞。リハーサルや練習の時に子どもたちが見ていて、それがとても印象に残っていた様です。腰に手を当て、首を大きく振り“アンガ アンガ アングリアッテアンガ”と歌い出し、誰かが始めるとつられて4~5人に増え黒髪の舞を踊っていました。新1年生がやっていたように、円を描くように歩きながら踊っているんですよ!日が経った頃、優空たちがかめ部屋で黒髪の舞をしている姿を発見!「最初、優空が前ね!次、私が前だからね~!」と踊っていました。そばにいた凛子に「一緒にやろう!」と誘うも「やんない」と断られてしまいましたが、優空たちは楽しそうに笑いながら踊っていました。卒園式が終わって1ヶ月経ちますが、まだ子どもたちの中には印象深く残っているのだなと感じました。

~お待ちかねの孫悟空~

 「孫悟空読んでー!!」進級した途端、子どもたちから声が上がった紙芝居の孫悟空です。かめになったら、という楽しみのひとつになっていて、毎日のように「今日も読んで」「孫悟空の続き読んで」とこの日を待っていたのが伝わってきます。かめ組の子どもたちも孫悟空のように、やんちゃぶりを見せてくれるといいな。

~絵本の魅力に惹かれて~  中野結菜 母

 「結菜に本読んであげてる?」「結菜絵本に全然集中出来てないんだよね」石田に何回言われただろうか。そう言われる度に、「毎日読んでますよ。」「何で集中出来ないんですかね。」と、どこか他人事でした。アドバイスを受け、家では結菜が分かりやすい内容(短めの文章)の物だけ絵本コーナーに置いたり、兄との本を分けて置いたりしてみたものの、結菜の絵本に対する集中は全く変化がなく、正直面倒くさいなーと思っていました。ある日、晴仁(結菜の兄)が「音読するから聞いて」と言ってきたので聞いてみると、短い詩なのにリズミカルに読んでみたり、囁くように読んでみたり「え!?こんなに短い文章なのに、めっちゃ面白い!!」と衝撃を受けました。それまでの私の本読みは「あーはいはい、本読みですね。わかりました、読めば良んでしょ。疲れてるのに面倒くさいな。早く終わらないかな。早く寝てくれないかな。」と本を読む事を義務的に感じていました。そう思いながら本を読んでいた私が、晴仁の音読ではっと目が覚めました。あんな棒読みで何の感情もなかう読んでたら、そりゃ楽しくもないし、絵本に対して集中なんてしないよな・・・と。その日を境に、登場人物のセリフ部分で声や話すスピードを変えたり、強弱をつけたりと寝る前の本読みは私にとっても楽しい時間になりました。結菜の絵本に対しての集中力はまだ分からないけど、まさに親が変われば子も変わるだな、と改めて実感する出来事でした。

(石田・阿部 記)