2024年度vol22
~年長大興奮の余市合宿~
10月10日・11日と余市教育福祉村で合宿をしてきました。
1日目はサケの遡上見学と上町・風の子との3園交流でした。
余市川の鮭漁の仕掛け場に着き、目を凝らして見ると…いるいる鮭だ!!靴を脱ぎ捨て捕獲の檻に走り寄る子どもたち。側にいた1匹を捕まえようとするとバシャバシャ!!跳ねる鮭に、全員が「キャー!!」(笑)恐る恐る草を使って鮭をツンツン…おとなしくなったかな?と思ったらまたバタバタ!!全員「うわぁぁぁぁぁ」(笑)奮闘の末、何とか捕まえて触ってみると「ヌメヌメする」「重たい」「歯がすごい」と大興奮の子どもたちでした。
場所をかえて、孵化場で鮭を捕まえてきましたよ!
孵化場の方がタモで鮭をすくい上げて「ホレ」と差し出されると、鮭を捕まえようとサッと前に出たのは雄大、海斗、瑛叶。暴れる鮭を相手に何度もつかもうと挑戦!尻尾で足を叩かれた~!持ち上げたら顔にぶつかってきた!つかもうとしたら手を叩かれた!と奮闘しながらも3人とも持ち上げましたよ。そんな3人に負けてられないとみんなも鮭に叩かれながらも持ち上げました。
孵化場のおじさんの話を聞いていた薫は「男の子は(顔が)とんがってるよ、女の子は重たいんだよ」乃々華は「自分で産んだ卵は食べないけど他の魚が卵を食べちゃうんだって」と鮭について学んでいましたよ。後に、みちるよりこんな情報が。「風の子の子たちは鮭を出されたときに後ろに下がっちゃってたね~ふふふ!!」よく見てる!みちるでした。
3園で交流 縄跳び何周飛べるかな?
「また遊びたい!」
絶品!いくらと鮭の夕食
2日目は小樽海上観光船『あおばと』に乗船しました(船長は小島の娘の萌子さん!)。ゴツゴツした岩を見て「あの紙芝居に出てきた岩かもしれない」と陽太朗。(『海に沈んだ鬼』という、嵐を静めようと海に入った鬼と鬼の子が岩になってしまうというお話しです)ほら穴を見つけて「オニの家だ、イヤ、クマの穴?」と九重。「海の真ん中に行ったの。海の色は緑色だった」と麻礼。「ウニとヒトデを見つけたけど鮭は見つからなかった」と大智。「イルカはどこにいるのか」と船員に詰め寄る基惟。終始ワイワイ大盛り上がりの船内でした。
かもめのエサやりでさらに大興奮!!「かもめが2回も食べに来た」「手をかじられた~」「全然手から餌を食べてくれない」「ビックリして餌を放しちゃった」などなど、あおばと乗船をいっきり楽しんだ子どもたちでした!!
かもめに戻ると早速「絵、描きたい!!」と体験してきた感動を表現していました。
(文責 志部谷)