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かもめニュース

kamome news

2021年度

2021年度vol02

~いよいよくじら組スタート~

4月1日、待ちに待ったくじら組。子どもたちの顔から喜びが溢れています。やりたいことがたくさんあって、子どもたちから口々に「絵の具やりたい」「跳び箱したい」「合宿したい」「ちょうちん作りたい」等…。「やりたい事」が止まりません。年長になったらなんでも出来るという喜びが伝わってきました。その中で晃生が「雑巾作りたい」と発した一言に火がついたように「雑巾!」「雑巾作りたい!」の大合唱になり、自分たちでテーブルの用意をし始めました。「なにかこれをやるぞ」と決めて、そこにみんなで向かう力はこのクラスの子どもたちのステキなところです。
 早速、雑巾作りが始まりました。大人の話をしっかり聞く。腰の安定(体幹)。指先の器用さ。指先と目の合一。そして、何より「作りたい」という意欲。色々な事が必要になってきます。なかなか通らない糸に無言で針に糸を通す、「はぁー。」とため息が漏れることも見られましたが、苦戦しながらも「作りたい」という気持ちはみんな同じです。針に糸が通った時は「入ったー」とどの子も大喜び。「でたすぐとなり、でたすぐとなり」と呪文のように雑巾縫いを進めていたり、困った事を大人に発信できない友だちに対し、「わからないから教えてって言えばいいんだよ。」と伝え合う場面が見られました。
雑巾縫い(課題)を通して、難しい壁を乗り越える力、仲間を思う内面が育っていくんだなと感じてみていました。1人が出来るとそれに刺激され「私だって出来る」と頑張る力をもらい、完成した時はかもめ中を走り回り喜びの報告をしていましたよ。全員完成までには幾日も要しました。全員完成したら使い始める約束だったので、そこまでの道のりはまだ完成しない子へ「みんな待ってるよ、雑巾したいから頑張ってよ」と励ます事もありました。友達の言葉は、何より響くのだということを感じた瞬間でした。13日に17名全員完成し、自分の雑巾を手に持ちえらいこっちゃ踊り(そうべい音頭)で喜びを表現。ピカピカの雑巾でホールをみんなで掃除しました。「うわー、こんなに真っ黒になったー」と見せ合っていましたよ。年長としての誇りを胸に、これからいくつもの課題を仲間と共に乗り越え成長していくのを楽しみにしています。

~ふきのとう味噌作り~

やりたい事がたくさん出てくる子どもたち。雑巾を縫い終えると口々に「ふきのとう味噌作りたい」と言っていました。全員完成した夕方、みんなで話し合いをすると「絵の具したい」「合宿したい」陽希「フキノトウジャム!」晴子「フキノトウ味噌!」その声に周りの子どもたちも「作りたい!」となり、次の日に作る事になりました。朝、彩葉が「お家になってるフキノトウ、沢山持ってきたわ!」と袋に持ってきてくれました。フキノトウ味噌は、つぼみのものを収穫した方が美味しく出来上がります。しかし、時期が少しずれていたようで花が開いてしまっていて中々つぼみを見つける事が出来ません。17人みんなで同じ場所を探しても見つからないので、半分に分かれてあちこち探し回り、陽希「これつぼみかな?」優空「いや、花開いちゃってるわ」凛子「1つ見つけたよ!」と、1つ見つけるのも一苦労。なんとか小さい子も食べられる分を見つけ、保育園に戻りました。
給食を食べ終わった子からフキノトウの下準備。3グループに分かれ、最初は茹でたフキノトウを細かく包丁で切る作業。それぞれの場所で大人が切り方の手本を見せて、子どもたちが真似て切り始めます。包丁をお家で使っている子が多く、手つきが上手でした。もっと細かくしたい、どうするかと見ていると光影、包丁と手を使いフキノトウを集め寄せたのです!それにはビックリしました。
普段からお手伝いをしているんだなと感じましたよ。切ったものはフライパンに入れ、いよいよ火にかけます。入れる調味料は、砂糖、味噌ともう1つ「これは何だと思う?」「醤油?酢?お酒?」「お酒が少し近いかな?」と色々でた中、優空「みりん!」すごいね、優空!ずっと炒めていると、いい匂いがしてきます。扉の向こうで「いい匂いしてきた!」とあさり組、しじみ組はドアにへばりついて見ていましたよ。そしていよいよ完成!出来たものは一口おにぎりにのせて頂きました。食べてみると、「美味しい!」と声も上がる一方、凛子「んー、なんかちょっと苦い…」苦味を感じる子もいました。大人が食べても、えぐ味(山菜には、アクなどによる強い苦味と渋みが混ざった味)を感じたので子どもたちもそう感じたのかな?ですが、くじら組で作ってみんなから「美味しい!」と言ってもらえて喜んでいました。次は何を作りたいと子どもたちから出てくるかな?楽しみだな~。

~ノコギリは楽しいなぁ~

 今、くじら組のワォーの森でのお楽しみはノコギリです。年長になって初めてもらうマイノコギリで、勝さん(髙川の夫です)お手製のノコギリ用の台に木を乗せ、薪用の長さに切る作業です。初めは細い枝を切って「おー切れたー」と満足をしていましたが、回を重ねるごとに太い木に挑戦しています。ノコギリの合間には、倒木の根のジャングルジムで遊び、ノコギリの後は頂上まで探索しながら登り、かめ組の時は出来なかったロープ登りに挑戦し「ここまで来て、手にタッチして~」と友だちに励まされながら上まで登れる子が増えてきています。
連休明けにはシイタケの菌打ちをするための原木を切ります。ワォーの森は子どもたちにとって楽しいが尽きない遊びの宝庫です。

(石田・阿部 記)

ターザンブランコ
ロープ登り
勝さんが作ってくれた倒木渡り