1. HOME
  2. かもめニュース
  3. 2021年度
  4. 2021年度vol05

かもめニュース

kamome news

2021年度

2021年度vol05

~宮島沼、初合宿~

 くじら組になり初めての合宿。当日は朝から気合いを入れてみんな早めの登園、晴子は7時にかもめについて玄関が開くのを待っていた程です。合宿を楽しみにしていたんでしょうね!バスが到着し「行ってきま~す!」と手を振り乗車。外ではお母さんやお父さん、かもめのみんなが「いってらっしゃ~い!」と見送りをしてくれました。
バスの中では、早速あやとりを出しホウキや盃を作る子がいました。「ホウキ、どうやるの~?」と困っていると「お姉さん指をクルってして、お母さんとお兄さん指を取るの!」と友だちに教えている姿が何人も見られました。行きと帰りのバスの中で作れなかった子たちは、何回も教えてもらい出来るようになり喜んでいましたよ。そして澪恩と優空は“2人あやとり”をやっていて、2人あやとりは交代でやっていき、どこをどうやったら形になるかを考えながらやらなくてはいけないので、難しいと思います。澪恩「澪那に教えてもらった!」優空「お母さんに教えてもらった!」とお母さんやお姉ちゃんに教えてもらい、出来るようになったようです。出来ることが嬉しく、バスの中ではずっとあやとりをし、優空は樋詰とも2人あやとりをやっていましたよ。たくさんやっていくと出来るようになっていくんですね。
 あやとりや手遊びをしているうちに美唄市に到着。広い畑を見まわし、お目当ての鳥たちはいるかな~?と探していると…数十羽の黒い鳥が!その鳥は“マガン”です。「なんかいる!」と注目する子どもたち。バスがゆっくり近づくと、鳴き声を上げ飛んでいくマガンの群れ。啓佳「わー!飛んだ!」結菜「競争かな?リレーかな?」バスの中からでもたくさんの発見がありました。大群ではなかったのですが、白い鳥も発見。「白いのなんだろう?」「カモメ?」子どもたちは迷走…。すると「白鳥?」と、凛子の口から名前が出ました。そうです、白鳥もいるのです。すぐに名前を覚え「あそこにいるの白鳥かな?」とみんなで探してましたよ。
 そして、宮島沼に到着すると白鳥が数十羽いて、近くで見ようと小走りで駆け寄っていきましたが、警戒をしてスーッと泳いで遠くの方へ行ってしまいました。「遠くにいるね」「見えないね」と話す中、耳を澄ませると白鳥が鳴いています。それを聞いた詩乃と晃生は「コォーコォー、こうやって鳴くんだね!」と鳴き方を真似ていましたよ。しかし数があまりいなかったので、一旦ホテルに戻り温泉に入る事に。
さぁ、お風呂の準備しよう!とお客さんが少ないと教えてもらった昼間にお風呂の準備が始まりました。バスタオル、体を洗うおしぼり、着替えをスポーツバッグから出し始めます。が、出ない、なかなか出ない、待てども出ない、子「忘れたかも」樋詰「だって来る前に確認したしょ」子「名前書いてないから一回持って帰った」樋詰「えー、リュックの中は?」子「…ない」樋詰「借りるしかないね」子「やっぱりあった!」等々、あっちでこっちで。それでもなんとか準備万端!?男湯の脱衣所に着くと、服を脱ぎスッポンポンになって手ぶらで「入ろ~!」って、あんだけ苦労して準備した体洗いのおしぼりを持たない子が何人も、さらにTシャツを着たままお風呂場に向かう子も…あちゃー( ̄▽ ̄)体と髪の毛を洗い(そこでも色々すったもんだありましたが)お客さんの少なそうな露天風呂に向かいドップーン。そこにはお客さんが1人入っていて何となく優しそうなおじさん。初めは(ちょっとの間だけ)静かに入る子どもたち。そのうち2つある露天風呂を行ったり来たり、飛び込んだり。樋詰「他のお客さんもいるから(小声でしか注意出来ず)」子どもたちは樋詰に注意されると思うから逃げていく、子どもたちと樋詰で静かに露天風呂をグルグル(鬼ごっこじゃないんだから!)樋詰「すみません、バタバタしてしまって…」おじさん「いやー大丈夫だよ、保育園なんだね、お泊り、小樽から」樋詰「えっ!?(何で知ってるの)」おじさん「いやー、入ってきた時はお父さん頑張ったなぁと思ったけど、6人兄妹と思った、色々教えてもらったよ、ふっふっふ(子どもたちが話していた様です)」
 樋詰「すみません…」みんなで温まり上がって体を拭いて、みんなの髪をドライヤーで乾かしたり。で、自分の髪を乾かし始めた瞬間にダーっといなくなる子どもたち(え~ちょっと待って~!)慌てて外に出ても子どもたちの姿はない(…これはまずい!!)ウロウロ、オロオロしていると「そっちに入って行ったよ」とおじさん。慌てて向かおうとした「そっち」は“女湯”。さすがにそこまでは追いかけられず、急ブレーキ。暖簾の前で結局ウロウロ、おじさん「大変だね~」樋詰「はい~」女湯から上がって来た子たちは「おー樋詰、そこにいたのー」だって、いましたよここに( ̄3 ̄)とっても賑やかな初合宿のお風呂でした。一方女湯では、開放的な露天風呂が人気で、お客さんがいないお風呂の中で泳いだり潜ったり踊ったり。お客さんの中に女の子もいて、澪恩「何歳?」子「5才だよ」澪恩「一緒だね!」と話をして一緒にお風呂に入りました。沢山浸かった温泉あがりの子どもたちは顔が真っ赤になるほど楽しかったようです。

 そして夕方、再び沼へ。マガンと白鳥はねぐら入りをするために沼に戻ってきます。風がもの凄い中「どこからくるんだろう?」と子どもたちはマガンを待ちます。すると、少しずつマガンが群れになって沼に戻り、頭の上も鳴き声を出しながら通っていきます。初めのうちは10羽ほどが群れになり、あちらこちらから戻ってきて「あっちからきたね!」「次どこからくるかな?」「こっちだ!」と子どもたちはマガンを探していました。群れは段々と沢山になっていき、なんとマガンの数は“6万羽”!!その多さに圧巻され自然と大人も子供も「わーーー!すごい!」と声が漏れ出てしまうほどです。陽希「こっちだよー!」美優「どんどんいっぱいまだくる!」本当に止まる事なくどんどん帰ってくるので、ずっと見ていられました。
 そんなマガンのトリコになった咲希と陽希。あまりの強風で「寒い寒い…」とみんな集まる一方で、次から次へとくるマガンを見て、咲希「石田!こっちからきた!あっちからもきてるよ!阿部!」と寒さよりもマガンに夢中で1人ピョンピョン跳ね大興奮!陽希も「全員(沼にいるマガン)飛んでほしいね!」と楽しそうな様子。その陽希の願いが叶い、何の前触れもなく一斉に飛び出すマガンの群れ。空一面が黒くなり、マガンの鳴き声の凄さといい、数も数えきれないほど!陽希「こんな風に飛びたいね!」光影「鳥だらけ!」飛び出した時は、子どもも大人も大興奮!本当に凄くて鳥肌が立つくらい感動しました。名残惜しかったのですが夕食の時間になってしまったので、ホテルに戻り美味しい夕食を頂きました。夜は、白鳥とマガンを見て大はしゃぎした分みんなぐっすり朝まで眠りました。
 2日目の朝カーテンを開けると、綺麗な朝焼けと共に宮島沼から飛び立ってきたであろうマガンの群れが見られ、朝の散歩ではホテル前の沼にもマガンがやってきていたので支度をし、マガンやカモを見てきましたよ。
 ホテルに戻り朝食を食べ終え、お楽しみの紙芝居「はいいろくびののがも」は樋詰が読んでくれました。子どもたちは前のめりながら真剣に紙芝居を見ていましたよ。読み終わった子どもたちは「面白かった!」と満足そうでした。そして帰りのバスの道中でも「あそこに白鳥いる!」「マガン飛んでる!」と最後まで楽しめました。かもめに戻った子どもたちはすぐに高川や大人に見てきたものを教えたり「絵、描きたい!」と言い沢山描いていました。私も含め子どもたちにとって良い思い出になりました!

(阿部・樋詰 記)