みんなで子どもソーラン始まるよ！

　昨日のくじら部屋での会話。「明日ね、運動会みんな頑張ったから、給食さんが特別メニューで美味しいものを作ってくれるんだってー！！」「えー！！やったー！！（一同手を上げ大喜び）」「それでね、みんな何かその時にやりたい事ある！？」「うーん…」光影「子どもソーランやりたい」百福「太鼓叩きたい」百福は、遊びやぐらの上で太鼓をやりたかったのですが、ジャンケンで負けたのが相当悔しかったようでした。「旗持ちしたい」「踊りたい」「法被持ってくるね」「ハチマキあるよ」と。詩乃「うちにハチマキない」百福「そしたらね、縄を体に巻けばいいよ。だってお父さんたちやってたしょ」（詩乃の顔がパッと明るくなる。）晴子「うちにバチないからかもめの貸してね」花・彩葉「旗つくるね」百福「百、太鼓と旗（棒）を持ってくる」凛子「百の太鼓だけなら足りないから、かもめのも出してね」自分たちのやりたい事を考え、行動におこうとする力はお見事でした。

お父さんたちみたいでしょ！？

ほとんど大人の手助けなく話がトントンと進みました。そして今日、光影「みっつ太鼓やるって言ったけど、リーダーやるわ。船が出るぞーって言って、踊る人になる。だって父ちゃんがリーダーだったもん」（こんな事聞いたら、父ちゃん泣いて喜ぶでしょうね。）花と彩葉の旗持ちは朝から大きい模造紙に絵を描き、百福は家から太鼓を持ってきています。みんな法被を着てハチマキ巻いて用意万端です。昼食時間になる頃「そろそろ準備しよう！」の一言で「うわー、子どもソーランだー！！」バタバターっと片付けをし、箱の中から法被とハチマキを出し、今までに見た事がないくらいのスピードで準備を済ませ、外（園庭）へ飛び出していきました。円陣を組んでたかと思ったら、打ち合わせが始まり、出る順番の確認、太鼓がなったら踊り手が出ていく等…。そこを仕切っているのは光影と百福。光影「船が出るぞーー！」「おーー！！」出ていく姿と顔つきが様になっています。

少し緊張気味…！？

太鼓が鳴り、「ソーレ」で振り向き、子どもソーラン節が始まりました。かに・かめ・未満児クラスがお客さんとして見ています。照れたりせず、一心一体となり4番まで踊り終えました。太鼓の4人が一礼をして遊びやぐらから降りてきたのですが、坂の下を降りたところで、何やら話し込んで晃生「礼はこうやってするんだよ」と言って再び戻り、礼のやり直しをしてまた降りて行っていました。みんなの気持ちが合ってないと感じたんでしょうね。晃生、満足のいくものになったかな。　　
　その後は、やりたくてやりたくてウズウズして見ていた、かめ組の歩雅・緋文・夕悟・空が太鼓を叩き、未満児クラスと一緒にみんなでソーラン節を踊りましたよ。後から知ったのですが、退場の順番まで打ち合わせをしていたようです。「くじらさんかっこよかった！」と絶賛され、満足気な子どもたちでした。

（石田　記）

お弁当屋さん登場！

みんなでお弁当

　「美味しい～美味しい～お弁当～♪」という小島の歌声と共に、色とりどりの風呂敷に包まれたお弁当が登場。「え！お弁当！」「食べたい！！」小島「食べるか～？やっぱりダメ～。敷物みんなあるかい？みんなの分あるから、食べてこよう」子どもたちは待ちに待っていたお弁当！と言わんばかりに寄って集っていましたよ。天気が良かったのでデッキで昼食を食べる事に。風呂敷を開けると、笹の葉が出てきて「葉っぱで巻かさってる！」「わぁ～美味しそう！」と目を輝かせていました。

デッキで食べると気持ちいいね！

　準備をして一目散に食べ始める澪恩、晴子は「美味しいわ～」啓佳「なんかこれ（赤飯）甘いから、デザートだわ。最後に食べる」結菜「おかわりこれで３回目～」咲希「（ご飯を食べ終わって太鼓を叩いている花を見て）花、太鼓上手だね。」そんな会話をしながら楽しい昼食になりました。

（阿部　記）

運動会　こぼれ話

凛子作 手裏剣

　紅組リーダー凛子が当日の朝「この手裏剣、紅組のみんなに作ってきたの。この手裏剣あったら勝てるんだ」と見せてくれました。そんなお守りみたいなものだったんですね。運動会前日の夜「凛子、パパっと作れるから朝、手裏剣作るね」と言って当日の朝、紅組の仲間の分を作ってきました。時には厳しく、仲間思いのリーダーでした。

（石田　記）

～子どもソーラン写真展～

船が出るぞーー！おーー！

ソーラン節に合わせて！真剣な眼差し

花は家でお父さんと一緒に踊っていたそう。いい姿勢！

僕たちも叩きたい（かめ組）！ドンドンドン！