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かもめニュース

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2017年度〜2021年度

2021年度vol47

~もうすぐちょうちん祭り~

 あと2日で提灯祭りです。初めての方には「ちょうちん!?」と思われるかもしれませんが、くじら組が初めて絵の具を使い自分たちの絵に色を付け、提灯を完成させました。子どもたちは年長になったら絵の具をプレゼントしてもらえると、首を長――くして待っていただけあり、喜びを爆発させていました。
 「早くちょうちん作りたい」「歌、早く作って」「歌、歌いたい」早く早く早く・・・担任はせかされる毎日でした。提灯は人にもよりますが、200近い図柄が描かれています。それをはみ出さないように塗るのは至難の技です。提灯はケント紙といって厚い紙を線の通りに切る、実体験・絵本で見たものを描く・塗る。これらの作業を長い間座って手先を動かし続けられるのは、遊んでつけた体が基本になっています。子どもの呟きを歌にしています。子どもは自分の言った事が歌になったことに、ほこりと自信を持っています。ぜひお聞き下さい。当日に向け、気持ちは上昇中のくじら組です。髙川との会話から、作った歌の披露もあります。今年は、例年とは違って思い思いの言葉を歌に乗せてお聞かせしますので、お楽しみにして下さいね。

(石田 記)

~30キロのニシン漬けが完成~

 8月に蒔いた大根の種が、数ヶ月が経った頃「大根大きくなってたよ!」と結菜。大根の成長を気にかけいつも報告してくれます。11月午睡明け、大根抜きに出かけました。60本あっという間に抜き「大根採って来たよ!」「たくさん採れた!」と報告し、大根をジャブジャブ洗い干しました。
 ニシン漬け作りの前日、身欠きニシンのウロコを取りやすくするために、お米の研ぎ水に入れる作業をしました。
子どもたち、何をするか感づいていたのか「これなんの魚だ?」と見せたところ「ニシン!!」と声を揃えて言っていましたよ。しかし、研ぎ水を見せたところ「何それ?」と子どもたち。「なんでも良いから言ってみて!」「水」「小麦粉の水!」「お湯?」と見た目で答えています。色々出る中、百福「お米の水!」「そう。お米なんだけど、お米をどうした水だと思う?」咲希「お米の研いだ水!」咲希、大正解!すごいね~!みんなで研ぎ水にニシンを入れ、一晩置くことに。
 翌日、ニシンのウロコ取り・大根ニンジンの皮むきをし、ニンジンは半月切りに大根は乱切りにし、包丁はたくさん使ったことがある人とあまり使ってない人に分かれたのですが、どちらにも手を切ってしまいそうな子がいて、大人は見ていてヒヤヒヤしました…。啓佳「どんどん切るから、私に大根ちょうだい」と、慣れた手つきでいくつも切っていました。樽に材料を入れ込んでいき、ニシン漬け作りが終わりました。
 作ったニシン漬けは、お祝いの日(ちょうちん祭り)に食べます。どんな味になっているのか今から楽しみです!

(阿部 記)