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かもめニュース

kamome news

2012年度〜2016年度

2014年度 Vol18

カニつりと魚とり

かにもカニつり(かめも)

 かに組はかめ組と一緒にカニ釣りに挑戦してきました。今まで1度目は波が高くて延期になり、2度目は現地に行ったもののやはり波が高く残念ながら戻ってきました。9月1日やっと願いが叶い初めてカニ釣りができました。

 目的地到着まで皆はカニ釣りの竿にするのに適当な棒を探しながら歩きました。「あった!」「これでいいかな?」最初に拾った棒を離さずに持ってきた子や、途中で「こっちの方がいい!」と色々取り替えながら歩いていたのは琥太郎でした。なかなか拾おうとしない恒太・弦希・十悠でしたが、恒太・弦希は目的地直前に思い出したかのようにキョロキョロしだし棒を確保。十悠はどうするのかな~?

 目的地に到着。棒にひもを巻き付けその先端のクリップにエサのイカを引っかけて準備OK。すると、十悠もすーっと棒を差し出してきました。「これ十悠の拾った棒かな?」と聞くと「ここに落ちてたの…」と。何本か持ってきたかめ組の子に貰ったようです。棒が無いことに気付いたのがちょっと遅かったですが、「その時にどうするか?」がとても大事なことですね。ちゃんと自分で貰ってきてました。

 「カニ釣り」開始。初めてなので経験者のかめ組の釣り方を見よう見まねで同じ体制に。間もなく夢菜が「釣れた!」と目を丸くして、カニを見せながら持ってきました。その後も「美味しい物あるよ~!」と語りかけながらカニを誘い出していました。陸は「カニ釣ったたのに、カニ落ちていく」と冷静に実況中継。カニ釣りの難しさをアピールしながらも釣りきれないで落ちていくカニを何度も見送りながら、でも最後には釣り上げていました。


手の下にカニがいるんです、捕まえたよ!

 「いっぱいいる!」と粘り強くカニとにらめっこしていた十悠も、「そこにいる、あそこにもいる」とあちこち釣り場を変えていた葉月も、次々に釣り上げ念願のカニとご対面。「ヤッター!」伶真は「まだ釣りたい!」とすっかり虜になっていました。お弁当の後一番乗りで再挑戦した晴仁。晴仁はカニを釣ったもののつかむのにビクビク、防波堤の上でカニと追いかけっこ。カニを縦につかみハサニにはさまれ驚いていましたが、大人に押さえてもらいしっかり横づかみでバケツへ。ホッとしていた晴仁でした。

[藤原]

 かめ組は今年2回目のカニつりです。「今日は自分で糸とエサ付けてみて~」とまず糸を渡します。なかなか上手に竿にしばる子もいれば、「出来な~い」と持ってくる子もいます。「お弁当縛るのと同じだよ」と励まします。さっさとエサも自分で付けて釣り始める子もいます。「クリップ付いてるの頂戴」と友輝。「あれはかに組さ~、かめさんは縛るのさ~」簡単にエサが付けられるのが羨ましかったんでしょうね、でも大人が少し手伝ってエサを付けてカニ釣り開始です。


海かもめ前の海にカニを帰しました

 名人春太は迷わず防波堤の端にうつ伏せになり海に竿を下ろし、次々釣り上げます。短期入園のジョシュアも釣り上げましたが、そのカニがつかめず大慌て、友だちがつかまえて無事バケツの中へ。壮はカニ釣りに絶好の場所を確保。カニがたくさん見えるのに逃げ場が少ない釣りやすそうな場所です。壮は「釣れな~い」と言ってる子に「俺が釣ってバケツに入れてる間、ここで釣れ、釣れるから」と穴場を譲ってあげていました。バケツはカニでいっぱいになりました。

 帰り道カニの入っているバケツを運ぶのは大変です。前は年長が一緒だったので年長が持ってくれましたが、今回はかめ組が持たねばなりません。交代で運びます。途中水を取り換えたり、弱ってひっくり返ってるのは海に返しながら海かもめをめざします。海かもめに着いて皆にカニを見せてから海に返してあげました。

[谷]

 その日は曽田お父さんとお兄ちゃんたちも一緒に参加してくれ、大喜びの亜季と晴樹。早速腕前を披露し釣り上げていました。カニ釣りの魅力は何と言っても皆の目がキラキラすることです。今回釣れなかった子も、何とか釣り上げようと夢中になっていました。その姿が素敵なことですね。同行してくれた曽田お父さん、ありがとうございました。

魚の追い込み漁

 海かもめの前の海で遊んでいると小魚が泳いでいるのをよく見ます。でもエビのようには網ではなかなかとれません。魚を取れる良い方法はないかな…?ということでブルーシートで魚をとることに挑戦しました。


杏実が持ってる魚見えるかな?

バケツで水をくみ出しながら

 海は遠くまで浅瀬が広がっていますし、かもめの子の他には人はいません。樋詰と藤原の指導のもと、ブルーシートを海の中に広げ3方を持ちます。1方は空けてその両側にかに・あさり組が手をつないで並びました。そしてその子たちが空いている1方に向かって歩き出し、魚をブルーシートの上に追い込んでいきます。その後「それっ!」と皆でブルーシートを持ち上げました。


だんだん小さな池にして

 見事!魚が入っていました!そのブルーシートの中に、網を持ったかめ組の子が交代で入って魚をすくいました。百紅は川で魚をとるようにブルーシートの端に網を押し付けゆすっています。最後はバケツで水をすくいだし海水を減らして魚を捕まえました。藤原曰く「これは魚の追い込み漁です」ヤッター、大成功!

[谷]