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かもめニュース

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2012年度〜2016年度

2014年度 Vol16

年長海かもめ合宿

星置川でも帰り道でも遊んだ!遊んだ!

 「今日の合宿はお昼寝なしでたっぷり遊んでこよう~」と話すと「やったー!」と子どもたちは大はりきりで出発です。星置川では迷うことなく皆が川に入って網を川べりに入れ、カニ・魚・エビをとって興奮気味でした。よ~く見ないと見逃す本当に小さな生き物ですが、網を入れる度に何かとれるので夢中になってとっていました。近くにこんな面白い場所があったなんて知っていましたか?夢中になると時間がたつのが早いですね、あっという間にお昼です。この日は何と!給食を出前してもらったんです。河原に給食を届けてもらい一緒にいったかめ組とお昼ご飯を食べました。外の給食おいしかったです。給食を届けてくれた佐々木さん・浅野さん・大槻さん、写真を撮りに来てくれた和賀さん、ありがとうございました。

 かめ組は先に帰ります。年長は…彩夢「絶対あの山(ほしみ緑地の築山)で遊んで行きたい」翔太郎「俺も俺も」「行って何したいの?」翔太郎「あの階段登ってみたいんだ」と山に向かって遊歩道を歩きだしました。途中に様々な木々や芝生坂がありました。面白い木を見つけては競って登る桂史・翔太郎に咲希も負けずに登っていました。咲希は坂を見つけると「ねえねえ転がってみよう~」と誘い、皆で転がり降りる子どもたちです。
 大きな針葉樹の林でかくれんぼもしました。子どもたちは簡単に木の根元に潜り込めますが、夏井はつきささる針の様な葉が痛くて「イタイ!イテッ!やっぱり入れないわ…」彩夢「いいから入んなさい!」(鬼のようだ…)

 翔太郎が「鬼ごっこしよう~」と言って始まった影おに。木の影を基地にして、基地から基地へ走る間に鬼がタッチします。汗だくでしたが、木陰が心地良くて「まだやろう~」と続く中、こっそり木の後ろで見守る(休憩?)夏井でした。

 急に思い出したように「あっ山に行くんだった」と彩夢。春翔「そうだ」とおもむろにリックを背負って出発です。「よっしゃー」といっきに階段を走り上がる翔太郎と桂史です。坂を見てまた転がる咲希を先頭に皆で転がってきました。魚とり網は虫取り網へと変わり、今度は赤トンボ、チョウ、バッタを追いかけます。かなり遊んだあと春翔「ちょっと休もう」夏井「休もう休もう」と彩夢と咲希もゴロンと横になりました。彩夢「あー虹だ!天気なのに虹がある」今にも消えそうな虹に「歌おう!歌えば虹が大きくなるよ」と彩夢が言っててっぺんで春翔・咲希と歌いだしました。「♪世界中の子どもたち」に虹を入れた替え歌です。虫取りの桂史・翔太郎にも手伝ってもらい、皆で歌いました。すると春翔「あっ緑が増えた!」彩夢「大きくなってるわ!」と大喜びでした。
 そこからまた銭函中央公園に行って遊んで帰ってきました。「いっぱい遊んだね」「うん 本当に遊んだわ」と春翔。

さてさて今回の合宿のお楽しみは…

 帰りも夕食の話題です。「もう眠くなってきた」と言うので(お昼寝なしだったからね)「じゃ帰ったらもう寝よう」と言うと春翔「ヤダ!ごはんが一番の楽しみなんだからね」と怒ります。かもめに帰ってしばらくすると「睦来た~!」睦は体調不良で夕方からの参加、泊まらずにまた朝来ます。
「モチモチの木」の紙芝居を見た後の夕食は流しそうめん。お父さんたちと樋詰が作ってくれたそうめん台の前で待ちかまえる子どもたち。流れてくるのはそうめんだけではありません。何が流れてくるかドキドキワクワクで、大人も子どもも大興奮です。食べる!食べる!上手にすくって口の中もお椀もあふれんばかりでしたよ。満腹でした。

 夜の散歩の後に就寝。たっぷり遊んだので夜中も起きることはなくぐっすりでした。

自分でおにぎり作ったよ~!

 朝の散歩は体を目覚めさせてくれます。馬とび、ドッチボールをやっていると睦登場。朝の散歩から帰ると高川が「お帰り」と待っていてくれ、いくら・しじみの部屋にはカーテンが引かれていました。早く見たくてのぞこうとする翔太郎。そのカーテンが開いた時、そこには親たちが心をこめて準備をしてくれた朝食と「モチモチの木」の素敵な装飾がありました。本当に短い時間でいろいろ用意してくれました。朝食は自分達で作るオニギリがメインです。「作ったことある」「できるできる」というものの「水はどこにあるの?」「何入れるの?」「茶碗にご飯入れるの?」と聞いてきます。でも一切大人は見守るのみです。結構時間もかかり、登園してくる子どもたちも増えてきます。それでも試行錯誤を重ね、コツをつかめるようになりました。自分で作って食べるということは嬉しくて楽しくて、食欲旺盛でした。

 合宿も三回目になりました。今回のお楽しみは何だろうと期待する気持ちが高まってきました。近くで見ていると子どもたちの変化がわかります。この沸きでてきている気持ちを逃さず受けとめて、自ら表現する気持ちや言葉につなげていきたいと思います。

[夏井]