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かもめニュース

kamome news

2012年度〜2016年度

2014年度 Vol14

かめ組の天狗山登山

 かもめ祭りも終わったばかりの6月23日、かめと年長で天狗山登山に行ってきました。かめ組にとっては、初めての本格的な山登りです。大丈夫かな? 電車で小樽駅まで行きます。途中海の中の大きな岩を見て「孫悟空がとじこめられた岩山だ!」と陽智。楓は「この海に潜りたい~」さすが海の男。トンネルに入ると「夜だ~」と眠りだす百紅や瑞歩、トンネルから出ると「おはよ~」楽しそうです。小樽駅からはバス。この時間帯のバスは高校生で混むので、臨時便を出してもらいました。天狗山までの貸し切り、直行便です。快適!快適!

  バスを降りてさあ山登りスタート。いきなり、急な登りです。「あ~疲れた~」と子どもたち。「えっ!?まだ始まったばっかりだよ、大丈夫?」道の途中には小さなお地蔵さんが現れます。瑞歩が「笑ってるのいる」と言うのでよく見ると、いろいろな表情のお地蔵さんがいて、寝っ転がってるのもいました。先頭を歩く藤原が「トロルの橋だ~」小さな川に木の橋がかかっています。壮と友輝が滑って尻もちを付きましたが、トロルは現れず、ほっ!木々に囲まれた山道をひたすら登ります。友輝が小さなクワガタを見つけて大事に持っていましたが、逃げられてしまいました。途中カラスが近くに来ました。カラスが来るとがぜん張り切る奈子、「ウォ~!」とカラスを威嚇して追い払います。前に公園でお弁当を食べていた時、カラスが近づいてきてびっくりして泣きだした杏実とカラスの間に入ってカラスを追い払い、それ以来カラスに対し皆に頼りにされているんです。
 突然視界が開け、小樽の街が見渡せる広場に出ました。ここまではかめ組を先に歩かせてくれていましたが、ここからは年長が先に行きました。走るように登って行く年長、さあ、もうすぐです。再び登り始めると、霧がかかってきました。上からもくもくやってきます。「これは火炎山(孫悟空の中にでてくるんです)の煙だ!よし、扇げ!」と陽智と壮が葉っぱを芭蕉扇(バショウセン)にしてパタパタしていました。孫悟空の紙芝居が大好きなかめ組です。
  途中で2回休憩をして、頂上到着!お疲れ様でした!まずリス公園に入りました。リスがあちこち走り回っています。リスを見慣れているかもめの子も、餌を持って手を出すとリスがやってきて直接食べるので大興奮。杏実や友輝の手から餌を食べていました。


天狗

 リスの可愛らしさに後ろ髪を引かれながらも、リス公園を出てお弁当を食べました。海を見ながらお弁当を食べていると、空と海の間に雲が大きくなってきていました。


ロープウェイ

「雲が海を押して来てるね~」と亜季。本当にそんな感じでした。お弁当のあと年長は歩いて下山するので、「天狗館」を見て、一足先に出発しました。かめは初めての「天狗館」。天狗のお面がたくさん展示されています。みんなあまり怖がらずに見てました。かめの下山はロープーウェーを利用しました。こちらも貸し切り。短い時間でしたが、中で大盛り上がり。麓に着く手前で年長が下にいるのを発見。下で年長を待つ予定が年長が先に着いていました、さすがです!ロープーウェーを降りる時、係の人に「楽しかった~!」と春太。次々「楽しかった~!」を連発するかめさんに係の人も嬉しそうでした。

 帰りもバスと電車を使い、無事にかもめに帰ってきました。

(谷)