2006年度 Vol21
海、その後
海かもめでの生活は、その後あまり雨にも降られず、どんどん暑い日を過ごすことができてきて、子どもたちも日増しにダイナミックに海のなかで 遊んでいます。
特にあさり組はとっても元気がよく、水をおそれるこ ともなく陽気な毎日をすごしています。もちろん他のクラスも負けてはいませんが…。
海合宿(7/24 , 25日)
年長組は海に入ってばかりもいられず、とにかく忙しい。 この日は梨の木の袋がけに余市にある教育福祉村の「あおぞ ら作業所」の浦井さんのところへでかけました。
実はこの日はもうひとつお楽しみがあったのです。 何も知らない年長さんは、とりあえずおいしいものの ところに案内されて、 「これはカリンズっていうんだよ」 「こっちはグスベリ」とさっそくおいしいものをごち そうになりました。
「そうそうラズベリーもあるんだわ」 「ドドメもまだあったかな」とほんとうに次々におい しいものを食べたのに、お隣の栗原農園の栗原さんが 「まだ少し早いけど子どもたちだけだから、食べてっ
ていいよ!」と今度はブルーベリーをご馳走してくれ ることになり「ブルーベリー狩りは、はじめて!」 「いままで食べたものでいちばんおいしい」みんな歓 喜の声をあげていました。
丘のうえにはハンモックやツリーハウスやベンチやブラン コがあって、木にはせみのぬけがらが何百個も重なり合う ようについていて(本当に気持ち悪いくらいいっぱいなの です)「あっ、産まれそうだ!」 「今産まれたよ!」と大騒ぎの連続でした。 それでは仕事にかかろうかと思ったら、羊の姿をみつけて 「あっ、動物もいるよ!」 綱を引いてもいいよといわれて、さっそく向陽と直輝が走 り出しました。みんなもそれに続いて猛ダッシュ!
そんなわけで、向陽が「かもめもいいけど、浦井さんち ももっといいな~!」というほどここでみんなで楽しんで きたのでした。 もちろん梨の袋かけもしてきましたので、ご心配なく。
この日のもうひとつのお楽しみは、なんと羊 の毛を刈るのをみせてもらうことでした。 もらってきた羊毛はその後どうなるのでしょう。
夜はすてきな竹の川の流しそうめんを食べて、 あくる日は星置川での魚釣りと盛りだくさんな 合宿は終わりました。 朝食のホッキご飯やおいしいお弁当もありがと うございました。
天の川
年長の天の川製作がはじまりました。 天井に飾った天の川をみて 「あっ!」と指さす彩希。
こんな小さな子にもきれいなものがわかるんですよね。
はさみを使って一つ一つ切り目を入れていきます。とっても細かい作業です。 ちょっと油断するとパチンと切れてしまうのです。
課題に取り組む年長の顔は、どの顔も真剣そのものでした。 開くのがまたむずかしいのです。
七夕の日には、願いごとを書いてもらった短冊と一緒に、木に飾り付けをします。