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かもめニュース

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2002年度〜2006年度

2006年度 Vol28

あつ~い夏の終わりの出来事
「縄跳び」完成おめでとう!(9月2日)

 年長さんがなにげなく跳んでいる縄跳びですが、今年は8月21日から縄編みを開始して、午前中だけの取組みで約2週間で全員編みあげました。2色3本の布で編み上げるのですが、その長さは3m以上あるのです。少しわかって進んでいくと何故か縄が裏になっていて、どんどんほどけていったり、「でこちゃん、でこちゃん、仲間はずれ」のはずが、「でこちゃん、でこちゃん、でこちゃん」になってみたり、覚えて編みあげるまでにはどの子にも苦労があるのです。完成した縄をもっと固くてしっかりとした縄にしたいと編み直す子ども。わかるとおもしろくなって、2本も3本も編んでしまった子ども。(子どもの要求に応えてあげられる素敵な親たち!)

この日はリズムのなかで、完成した縄を使って思いっきりホールを跳んでみました。跳び箱や戸板登りにも挑戦してみました。なんだかみんながワクワクドキドキしているのが伝わってきます。

 いろいろな苦難を乗り越えてみんなが縄編みを完成させたので、年長は畑の持ち主(山小屋の)三浦さんからいただいたじゃがいもでいもだんごパーティーをしました。三角巾とエプロンはどの子もお母さんのお手製のものだったのでとっても驚きました。この日のために用意していてくれたんですね。もちろん身につけた子どもたちはそれだけで大喜びでした!桜えびとごまと青のりのトッピングのかわいいいも団子と黒豆煮。デザートは黒豆でつくったイチゴシロップのかかったカキ氷!!
運動会ではいよいよ「縄跳び」のリズムのお披露目です!

お祝い特別メニュー (9月4日)

 年長の手作り給食は、縄編み完成のお祝い特別メニューの「ホッキカレー」。みんなにも喜んでもらおうと、手作りエプロンを着けてさっそく開始。かまど作り班と調理班に分かれて進行。調理班はピーラーを使ってのいもの皮むきからはじめました。
刃がカタカタ動いてなかなか皮がむけない子。いつもお手伝いしていて慣れてる子。はじめて使うのでおっかなびっくりやってる子。包丁も使ってみました。「猫の手だよね」使い方の説明をしていると、向陽がそう言って手をまるめてみせてくれました。マイ包丁を持っている直輝もなかなかうまい包丁さばきです。響は「キャンプでやったことある!」とその時のことを思い出しながらやってるようでした。

  人参、玉ねぎ、なすび、そしてメインのホッキを入れて出来上がり。青空の下でトマトときゅうりをがぶりっとまるかじり。そしていよいよあつあつのご飯においしいホッキカレーをのせて・・・。おかわりモリモリ、大満足の子どもたちでした。

おこばち合宿(9月5・6日)

 山登り(塩谷丸山)の様子は石田のかもめニュースででているので省略します。広々と回った縄跳び、大部屋での壁倒立、大食堂でのご飯など、この間、年長の体験はどんどん広がっていきました。そんななかで、もちろん心も身体もこの貴重な体験を通して成長していってるのです。
 子どもたちは自分の力を最大限出し切って、前に進もうとしています。そんな課題への取組みや毎日の生活のなかで、つけてきた力を発揮する集大成が運動会です。あんなことも、こんなことも大変だったけど、やればできたんだということを体験をとおしてわかっていきます。最後までやりきる姿をみんなで見守ってください。