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かもめニュース

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2007年度〜2011年度

2011年度 vol10

<園外保育偏 かめ組>

カタクリを見に!

 5月6日、年長組と一緒に赤岩の「カタクリ」を見に行ってきました。行き先は内緒だったので銭函駅に集合したこどもたちは、ちょっと不安そうなでしたが電車に乗ると気分は徐々に上昇ぎみ!バス、タクシーを乗り継いで到着した海岸線のあちこちに、今の時期だけ見られるうす紫色のかれんな花が咲いていました。

艦太「クロッカスかなぁ~?」
藤原「この花はカタクリって言うんだよ。」
和弥「むらさきのがカタクリっていうのかぁ~」
碧爾「あそこにもたってる。ここはしたむいてる。
ひらいてるのもある。よこにもある!」
智太「あおじ、よくみてるなぁ~」
彩世「カタクリコのはなかわいい!」(毎年聞か
れる片栗粉の名前、今年は彩世でした)
亮佑「うえむいてるのが、たいようがあたってて、したむいてるのが、たいようがあたらないからだって、こじまいってたよ!」

 そんな会話をかわしながら祝津に向かって遊歩道を歩いていくと断崖絶壁、広くてきれいな海、切り立った岩が目に入ってきました。

和弥「ここから、そんごくうでてくるのかなぁ?」
智太「あのあなに、らせつじょ(そんごくうに出て
くる魔女)いるんじゃない?」

 空想の世界も又、広がっていました。

(この日は雄斗、愉知郎、洸希、壮一朗が参加できませんでした。次回を楽しみにね!)

いろんな動物に大興奮

 2回目の園外保育は5月20日に「円山動物園」まで行ってきました。今回は高速バスに乗車、12名全員で動物たちに会いに行ってきました。数日前から行き先を知っていたこどもたちは、朝からテンションがあがり、大人を待ちきれず先を急ぐ子もいるほどでした。動物園に着いてからも亮佑や愉知郎、壮一朗がなぜか「つぎのページにいこう!」と、たくさんの動物たちに会いたい気持ちを抑えきれない様子でした。

桧「きりん、くつはいてるよ!」
雄斗「きりん、あしながいね!」

 「かばだ!」と、叫びながら猛ダッシュの洸希。
智太「め、つぶってねているか、みずのんでるか、どっちかだね!」と、とっぷり
水に浸かって、閉じた目だけ出しているカバをよ~く観察していました。
一頭しかいないダチョウを見て
壮一郎「ダチョウひとりぐらしだね・・・」
昇己「ダチョウのたまごわったら、あかちゃんでてくるんじゃない?」
あっちもこっちも興味津々、そして感動の声!
洸希「オランウータンのぶらんこある~!すげぇ~」
亮佑「あかちゃんいる!」(実はお父さんオランウータンのだぶついたお腹でした)
でも、昨年生まれた赤ちゃんオランウータンが、お母さんにおんぶされて別の棟にいました。

和弥「おっぱいのんでるのかなぁ~」
愉知郎「おっぱい、そっちむきじゃないよ!」と、するどい突っ込み。
昇己「アザラシ、さかだちしてる!」と、でんぐり返って実演。
亮佑「ワォキツネザルってワォーの森にもいるんじゃない?」と、真剣な表情。

 こんなステキな場面も。
 白クマの赤ちゃんをなかなか見られないでいる雄斗を抱き上げて見せていると、下から持ち上げられるような力が。見ると、艦太が雄斗の足を持ち上げてくれてました。ありがとう!艦太!そんな気持ちがうれしですね!

 たくさんの動物たちが楽しい時間を過ごさせてくれ、やさしい気持ちにしてくれました。

(記 藤原)