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かもめニュース

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2007年度〜2011年度

2011年度 vol22

走って、泳いで、ジャンプして!!

 春には、6名だったかに組が、6月に喜一がカナダから帰って来て、8月に千帆が仲間入り、そして、9月1日には実花菜と龍毅がさらに増え、なんと、かに組は10名になりました!。かに組といえばわんぱく盛りの3歳時期。いっぱい刺激し合っていって欲しいです。
 今年の夏は、ぐんぐん暑くなってきたので、海でたくさん遊ぶことができました。驚きの成長といえば、次々と泳げることができる様になったことです。
どの子も「泳げるようになって、水中めがねをつけたい!」という目標があり、年長さんの付けている水中めがねが、うらやましくて仕方がなかったようでした。
午前中、体が水に浮いたと喜んでいたら、午後には、バチャバチャとバタ足ができて、次の日にはなんと、泳げるようになって・・・・と「あこがれを持つ」という事が、こんなにも子どもの力を引き出すのかと感心の毎日でした。

 今では、咲良、拓万、絆里、航青はおみごとジャンプ(コンテナジャンプ、大人のひざからジャンプ)を見せてくれます。
喜一は少しずつ海の中へ入っていられる時間が長くなり、泳いだり、ビニール袋にエビをいっぱい取って楽しんでいます。
 幸来、侑生、千帆は互いに刺激合っています。でも、千帆は、もっぱらエビ捕りです。エビの魅力に取り付かれたようです。
まだワニ泳ぎを楽しんでいた幸来。その横で、何のためらいもなく、千帆がスイーっと体を水に浮かべてしまったのを見て、幸来に火がつきました。
七夕の短冊にお願いしたように、「泳げるようになりたい」という思いで、まずは水に顔付けから始まりました。(実は、7月には海に入るのも怖がっていたんです)
幸来を見て感じたことは、後ろ向きだった事に対して「やってみよう」と、その一歩を踏み出す時に、すごい勇気が心にわきあがって、それがやる意欲となって現れるんだなーと感じました。」
 ひとつひとつの階段を登るように、幸来は日に日に前進し、ついに泳げるようになりました。幸来の泳ぎが、侑生にも刺激を与え、ただいま挑戦中!
 海かもめ生活を、まだまだ、楽しみたいかに組ですが、残りわずかとなりました。後、一週間、海を思う存分満喫したいです。

かにもカニ釣り

毎年海に来ると、掘江ビーチまでカニ釣りに行くのが、子どもたちの楽しみです。
 今年も片道50分もかけて歩いて、カニの穴場へ出かけてきました。
かに組はもちろん初カニ釣りです。出発して間もなく、幸来、「石田、カニのエサのスルメは持ったの?」石田、「かもめのカニ釣りはスルメでないんだよ」
幸来、「???」
 エサはテトラポットに付いているヤドカリです。
木の枝の先に結びつけた長い糸の下へ、カラをつぶしたヤドカリを付けて「カニ釣り竿」のできあがりです。

 準備ができたら、腹ばいになって釣竿をたらします。「いっぱいいる!!。ゴチャゴチャいる!!」と興奮気味の拓万。カニは見えるけど、エサを取られて「あーたべられた~」と言って、また、ヤドカリの付け直し。
ちょっと難しいので、ここで石田お助けマン登場です。すると、侑生がカニを釣り上げました。侑生「絆里、絆里つかまえて」自分では怖くて捕まえられなかった侑生でしたが、とても満足していました。

 お助けマンの力を少し借りて、この日は全員カニを釣り上げることができて、みんな大満足。かめ、年長の子も全員釣ることができたので、バケツの中はカニでいっぱいになりました。おみごと!

気温がとても高くなった日なので、お弁当を食べてから、海沿いをバシャバシャ歩いて帰ることにしました。海の水がほてった体を冷やしてくれて、とても気持ち良くて、海の歌を歌いながら帰ってきました。

(石田 記)