2011年度 vol31
オニごっこするものよっといで~
絆里「いっしー公園行こう」
おはようのあいさつ代わりに、もう出発の催促です。ふれあい公園までの道のりは、ただ、歩くわけではありません。
「電信柱までヨーイドン!」の合図がかかると、一気に駆け出す子どもたち。
「1位!2位!」と子どもたちが言い合います。「次の電信柱までヨーイドン!」
ノンストップかけっこで、あっという間に公園の原っぱに到着。
喜一「オニごっこするものよっといでー」
大きい声が響きわたり、大合唱になります。少し前までは、誘っても知らんふりしていた子が、何人かいましたが、今ではみんな集まるようになりました。いつも、かめ組さんと一緒にオニごっこしているおかげで、いろんな遊びを楽しめるようになったんですよ。
「オニ決めジャンケンポン」。最初は「増えオニ」が始まりました。最後に残った子がチャンピオンで、次のオニになります。
千帆「足、速くなりたいからオニごっこしようね」「うん」と実花菜。2人でヒソヒソ話しています。
オニごっこすると、足が速くなると子どもたちの中で、そう信じ込まれているようです。
しばらくして、拓万「次、かけっこしたい!」喜一「リレーしたい!」。すると、喜一と咲良が、リレーのリーダーになりたいと言い出しました。
咲良、「白組みの人は帽子脱いで、赤組の人は帽子かぶって」「幸来は実花菜と走りたい」「絆里は千帆と」咲良リーダーは、紅白分けをします。
喜一は、最後(アンカー)を走りたくて、そこの場から動きません。
「ヨーイ、ピー(笛)」一番手の拓万と航青が走り出しました。草原の起伏に足を取られて、なかなかいい勝負です。
この日は、白組優勢で白組が勝ち。でも、負けた喜一をトンネルを作って、迎えてくれていました。
「また、やるー」のコールで、また始まりました。そして、その後は「島オニするものよっといでー」と次々と遊びは途切れることなく、続いたのでした。
寒さに負けず、外で元気いっぱい遊ぶかに組の子どもたちです。
どうやってとる~!?
さあ次は島オニをしよう!1と決まり、子どもたちが、梅の木といちょうの木に自分達の帽子をひっかけに行きました。すると拓万が、ヒョイと投げた帽子が、木の枝の高い所にひっかかってしまいました。
石田「あれー拓万、ずいぶん高い所になったね」。(拓万・・・しょんぼりうつむく)
石田「みんな、どうやってとる?」。
全員・・・(木の下で帽子を見上げ考える)。
咲良「木に登ればいい」。
石田「でも、木の枝は細いよ」。
咲良「折れる・・・」。
すると、絆里が目を見開いて「棒でたたけばいいー!!」。
その言葉と同時くらいに動いたのは喜一。長い棒をどこからか見つけて、喜一「みんなー危ないから、あっち行っててー」。棒を持ち上げるものの、子ども背では少し足りない様子。他の子も挑戦しましたが難しいみたい。
千帆「石田、おっきいから石田がやればいい」。「そうだねー」ということでみんなが知恵を出しあった結果、棒を使って無事取れました。拓万に笑顔が戻り、それから島オニが始まりました。よかった!よかった!
やきいも やきいも焼けたかな~
秋といえばやっぱり「焼いも」の時期ですね~。
かもめ恒例「焼いも」しました。この日はその他に、年長の畑で収穫したジャガイモ、かめ組で収穫したカボチャとおまけにバナナも焼いてみんなで食べました。どれもホクホクおいしくっておなかがパンパンになり、みんな満足!!
(石田 記)