2013年度 Vol17
砂浜もまた楽し
海かもめも残り少なくなってきました。今年は本当によく海にも入りました。積み重なることで、苦手だったジャンプ泳ぎができたり、思い切ってもぐったりと進化しています。
貸切グラウンド(?)では、リレー、穴掘り、城作り、鬼ごっこ…をかめ組は年長と一緒に遊び、刺激し合っています。
ある日、天候が不順で海遊びが中断されました。雨を避けるために、後ろ側にあるブロック(テトラポット)をブルーシートで囲みタープを作りました。雨が上がると子どもたちが家作りを始めました。睦・彩夢・春翔は石を拾ってきては並べて、実花菜とつなげてどんどん大きくしていきます。その横で喜一を中心に木や石で立体的な家が作られ、桂史はその材料集めの係りでせっせと運んでいました。
それが次の日にも続き、喜一父さんはもっぱら家作り「早く木持ってきて~」桂史「航青兄ちゃん木拾ってこよう~」航青「わかった!」翔太郎「オレも行く~」
ちゃんと焚き火も作って、咲良母さんはソーセージを焼いて(木で作ったものですが、ちゃんとソーセージに見える!)「ご飯だよ~」と。ぼっこで見立てた赤ちゃんもいました。
前日は家を作っただけでしたが、次の日はごっこ遊びに発展していました。身近にあるものを使い、役割分担も自分たちでやっていて面白そうでした。年長ともっと遊びたかったのか、桂史はご飯の時も年長のテーブルへ行って食べていました。
これからも刺激し合いながら、海かもめだからこそ体験できることを大事にして、遊びこんでいきたいと思います。
(記:夏井)
かに組も空を飛ぶ
毎日暑い日が続いています。海はすごく気持ちがいいですよ。今年は海かもめのすぐ前に砂浜が広がっていて遊び放題です。海生活になってすぐに、年長やかめ組の真似をしてかに組の中にも海に投げられて平気の子が出てきました。「(海の中に)投げて!投げて!」が口癖だった楓(前号のかもめニュースを見たら瑞季も言ってるようで、さすが兄弟!)、とにかく投げて欲しい楓でした。百紅は潜ったり泳いだりずっと海に入っています。海の中が楽しくてしょうがないようです。そんな百紅に誘われて、「亜季、もっと深いとこ行こう~」「うん、そうだね」連れ立って沖に向かう亜季でした。
波よ来い~!
波の高い日のこと、浮き輪の子はひっくり返りそうな波です。年長やかめ組の子が波に向かっていっていました。 その中に友輝の姿がありました。胸まで海に入って「さぁ~高波よ来い!」とばかりに何度も波に向かっています。 波が来ると頭まで海の中に入ってしまいますが、笑って出てきます。別の日は、友輝と一緒に楓も高波に挑んでいました。 初めは浮き輪を使っていましたが、それを浜に置いてきて体一つで、「波と戦いしてるんだ!」と勇ましい。 2人ともすごい勇気だな~と感心しました。
かににはなかなか勝てません
ある日かに・かめ・年長でかに釣りに行って来ました。砂浜をず~っと歩いてホリエビーチまで行きました。そこのコンクリートの堤防の上からかに釣りをしました。途中で拾った木の棒を釣り竿にします。それに糸を付けて糸の先に餌のするめをつけます。そして堤防に寝転んで顔と腕を海に出し竿を垂らします。よく見ると海の中にかには見えます。餌に食いついてくるのですが、釣り上げる途中で逃げられてしまいます。なかなか、かにに勝てないかに組の子たちでした。その中で百紅がとうとう1匹釣り上げました、やったー!一緒に行った智太(陽智の兄・小1)が7匹も釣り上げました。去年年長で行った時は1匹も釣れなかったとかで、リベンジに大喜びでした。
(記:谷)