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かもめニュース

kamome news

2017年度〜2021年度

2020年度vol12

しじみ組の様子

 4月に6人の新しいお友達を迎え、15人となったしじみ組。新しく入った子どもたちも少しずつ慣れてきて、子ども同士関わりながら、楽しそうな姿が見えて来ていますよ。そんなしじみ組の子どもたちの様子をお知らせします。

歌が聞こえると体が動き出す・・・!

みんなリズムが大好きです。晴暉は何処にいてもホールから「うさぎ」の曲が聞こえてくると屈伸をしてうさぎをしています。「ライオン」が好きなのは薫で曲がかかると四つ這いで進みます。まだ歩けない薫ですが先日は「とんぼ」を立ち膝で腕を広げてしていました。これにはびっくりしましたがリズムが楽しいってことですよね。煌禾は「うさぎ」の時にお尻を上げてリズムをとっています。「ハイハイ」のリズムになるとしじみ組の友だちが前に来て手を差し伸べ「おいで~」と声を掛けます。嬉しそうに前に進む煌禾、微笑ましい光景が見られるんですよ。毛布のソリでは今まで乗って楽しんでいた海斗・陽太朗は引っ張る側に回りそこに九重・愛も加わって月齢の低い子を乗せて引っ張ります。杏もみんなの真似をして瑛叶を乗せた毛布ゾリを引っ張り始めました。それを見て駆け寄って来た莉音。
二人でニコニコ楽しそうに引っ張っていたんですよ。まだ前には進めなくて、ぐるぐる回っていましたが、何とも満足そうな、嬉しそうな顔をしていました。月齢の高い子に乗せてもらっている薫は腹筋を使って落ちないようにバランスをとり、椰々は自分も動いて引っ張る子に協力するんです!お母さんに聞いたら、家でも段ボールをソリにして自分で動いて遊んでいるそうですよ。

おっきいガーガー!

今、OB(小2の父)の大鋸さんを中心に園庭整備をしていて、毎日子どもたちは「ガーガー!(ショベルカーのこと)」と興味津々です。九重は「おじさん、ガーガー、する?」と聞いて来たり、海斗が「~ばーれ!(頑張れ)」と言い始めると他の子も一緒になって応援が始まったり、絵にも出てきたり、みんな夢中です。
園庭が出来ていく様子を見れることはとても貴重な体験だな~と大人も毎日の変化が楽しみです。毎日少しずつ出来ていく園庭に、先週新しい土が入りました!遊びが広がるので本当に嬉しいです。さっそくふかふかの土に走っていった、海斗、陽太朗、莉音、九重。大声で「おいで~」と他の子も呼びます。その声につられて行ったのは絃太と愛。みんなさっそく小さいシャベルとミルク缶を持って砂遊びを始めていましたよ。寝る時間になっても「ヤァダァ~」と言ってなかなか入ってきませんでした。それぐらい、ふかふかの土は気持ちよかったんですよ~。みんなで水を運んで泥にするとまた違った感触に。最初は泥の感触を嫌がっていた陽太朗も少しずつ泥に慣れ、遊び始めています。
大人になると五感は刺激した場所、例えば目から入った刺激は視覚だけしか刺激されないのですが、子どもは1箇所からの刺激が全身に及ぶと言われています。水・砂・泥・風・友だち等々色んな刺激を受けて感性を豊かにしていきたいですね。

いたずら大好き

煌禾は最近友だちの衣類箱を見つけては這って行き、箱の中から衣類を出して遊んでいます。出しても出してもどんどん出てくるので楽しんでしょうね。毎年いくら・しじみ組でよく見かける光景です。そこに海斗と陽太朗が嬉しそうに箱をひっくり返し、莉音が参加して空の箱の中に収まります。椰々とみちるは箱を押して歩き、服の山が出来上がること度々です。大人の隙を見計らっているのかと思うほどいつの間にか服の山が出来上がっています。子どもにとっていたずらは遊びの1つ、一緒に片付けをしながらもうしばらく見守っていこうと思っています

くっく!くっく!

この頃、一人で長靴をはけるようになった椰々、誰のでもかまわずにはいてみようとするのですが、片足だけはいたところで大人に見つかり、「あれ?椰々の?それ」と聞かれると(みつかったー)というかのように走って逃げだします。瑛叶はまだ自分でははきませんが、自分のくつはわかっています。でも、くつなんてなくてもへっちゃらで、いつも裸足であちこち行っています。
「ん!ん!」と自分のくつを持って(これをはきたい)と訴えている絃太。
「くっくー」とサンダルを持って座りこむみちる。「裸足であそぼうよ」と声をかけても、なかなか動きません。
まだ、裸足で草の上、土の上を歩くのに抵抗ありそうです。そうやって座りこんでいるより、はきたいものをはいて動き出す方がいいかなと判断して、くつをはいてみると、自由に行きたいところに行けるようです。楓太も同様に、サンダルをはくと園庭のはじっこまで、行動範囲が広がりました。
そんな時もあれば、あれ?!、今日は皆、裸足で遊んでるわ!という日もあります。芝生や土、ドロの感触が足の裏から全身に伝わり、脳まで届き、「気持ちがいいなー」「楽しいなー」「もっと遊びたいなー」となってほしい1才児です。

(合田・鈴木・畑中 記)