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かもめニュース

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2020年度

2020年度Vol6

椎茸のホダ木切り・菌植え

 ワォーの森にキクザキイチゲやナニワズが咲く頃、年長達のホダ木切りとしいたけの菌植えが始まります。
 朝、ワォーの森の麓では子どもたちが「今日ノコギリ持ってきた!」と嬉しそうにしています。3つのグループを作る時もいつも以上にパッと決まり、大人の話に真剣に耳を傾けています。(勝さんの話は特に!)みんなのやる気はいつも以上!
 ブルーシートをめくった中には、去年の年長さんと一緒に枝はらいをし、ロープで引っ張って運んだ木があります。「冬に降ろした木だ~!」あの時の記憶が思い出され、全員でヨロヨロ運んだ木なのに今回は数人で持ち上げています。「(昨年年長児だった)日向すごかったよね~」なんて話す余裕も!?
 さぁ、いよいよノコギリの出番です。勝さんに切る所に印をつけてもらい交代で切っていきます。直径15センチくらいの木です。枝はらいの時とは太さが違う!!引く時に力を入れ、ノコの歯は真っ直ぐに、足で踏ん張れないと体が曲がって上手く切れません。初めてやった時は途中で交代した時に前の人の続きからズレてしまったり、隣のグループの進み具合が気になってキョロキョロしたり、ノコの歯をしまわずに歩き回ったり……ということもありましたが、2回目3回目と回数を重ねていくうちに、木の台に足をかけて押さえながら切ったり、足を前後に開き腰を落として切ったりする姿も見られました。考えたのかな?
 木が切れた時にやり切った!という達成感溢れる表情、「まだ切りたい!」「この木も切ってみたいあの木も切ってみたい」という意欲。次の年長に、そのまた次の年長に…と受け継がれていくのですね。子どもたちは前の年長の事を思い出しながら取り組んでいくのかな。素敵な事ですよね。
後日、切ったホダ木に椎茸の菌を打ち付けます。これは毎年年長がやる作業です。
 大人がドリルで開けた穴に、菌のついたチップを差し込み、カナヅチで叩いて入れます。カナヅチを使う手首のスナップ、狙ったところに当てる(手と目の合一)、転がる木を押さえて体勢をしっかり保ちながら打ちます。2人ペアになってホダ木に打ち付けました。打ち付けた木は山の麓から2人組で車まで運びます。階段も降りなくてはいけないので、2人の息を合わせなくては転がってしまいます。これもなかなか難しいのです。
 旧園舎裏に歴代のホダ木が並んでいます。その横に今年の新しいホダ木を並べました。昨年の年長達が作業したホダ木からはたくさんの椎茸が出てきています。古さが貫録を出しているホダ木。みんなのもたくさん椎茸をつけたホダ木になるんだなぁと、子どもたちの成長と重ねて、楽しみが倍になりました。打った菌から椎茸が出てくるのは1年後のお楽しみ。
今年食べた椎茸は昨年の年長児が打ち付けた菌から生えてきた椎茸です。大きくて肉厚で濃厚!!おやつの時に子どもたちの前で調理しました。バターで焼いて醤油をチョロッとかけると…ん~美味しい!!
 その日、森しずくが帰る時に「ラルズ寄って。椎茸買って一品作るわ!」と母に言ったそうです。家ではおやつの時に食べたように軸を取り、食べやすい大きさに切ってバターで焼いて、家族で食べたそうですよ。みんな大満足だったようです。自分でもやりたい、みんなにも食べさせたい、と感じたのかなぁ。子どもの心に残ったことが嬉しく思います。              

ホッケを捌く 家でも捌く 捌き名人

 5月9日給食を食べた後、くじら組でホッケを捌くことになりました。モブキャップ、手袋、マスクをつけて準備万端です。家で捌いたことのある子、今日初めて挑戦する子と半々で、捌いたことのある絢斗が先生になりみんなに教えました。まずは頭を落とす。しっぽの方から腹を切り3枚卸にします。しっかり押さえないとツルツル滑るホッケ。手にも力が入ります。初挑戦だった子たちも大人が少し手伝いながら3枚におろすことが出来ました。その日のおやつはみんなが捌いたホッケの唐揚げと骨せんべいでした。
 その経験はみんなの心に強く残ったようで、その日以降、各家庭から「魚を捌いたよ!」という声がたくさん聞こえてきています。魚を捌くブームになっている様です。その手つきは見事で、私より上手いくらい!?とお母さんたちも驚いています。保育園で魚を捌く機会はそんなにありませんが、この経験が手先を使う、考えるといった子どもたちの力になりますし、なにより「やったぞ」という自信につながると思っています。何でも大人がやってしまわず、子どもたちの出来ることは工夫して考えていきたいですね。

お家で過ごしている子の様子が届いています。 大塚真理

 くじら組でしっぽ取りのしっぽを自分たちで作っています。家で縫って完成!姉としっぽ取りをして遊んでいる様です。家で椎茸のバター焼き真理が作って家族みんなで食べたそうですよ!

(志部谷・市村 記)