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かもめニュース

kamome news

2017年度〜2021年度

2020年度vol9

待ちに待った初合宿!!

 6月11日、12日で年長の合宿を行いました。合宿をしようと伝えた2日前、子どもたちの盛り上がり様にびっくり!「あと2回寝たら合宿!!」と小さい子から大人まで知らせに行ったり、合宿の荷物が入ったスポーツバックを持ってきた日には、それを背負ってホールを走り回ったり…!子どもたちが合宿を楽しみにしていたことがよくわかりました。
合宿当日は、ほしみ緑地で遊んでからかもめに帰ってきました。(移動は歩き。ほしみ緑地からかもめまでなんと6キロもあるそう…!)

 かもめに帰ってくるとメインイベントのうどん作りです。自分のボウルでこねる、踏む、伸ばす、切るの工程を自分たちでやりました。夕食は自分たちで作ったうどんと、お母さんたちが用意してくれた天ぷらです。
 自分の分は自分で作る!夕食の時は職員も子どもたちが作ったうどんを食べました。子どもたちが盛り上がって盛り上がって止まらない!そしてお母さんたちが作ってくれたデザートのパンナコッタいちごジュレかけでさらにお腹いっぱいに。お父さんたちも作ってくれた鬼のランチョンマットに鬼の箸置きなどのそうべえの装飾や、絵本にぴったり合った色合いのお花グロリオサもあり、特別な雰囲気の中での夕食になりました。

 もう一つ合宿のお楽しみ、それは「じごくのそうべえ」。髙川、勝さん、石田、夏帆に読んでもらった特別感。それは次の日にも続き、「もう一回そうべえ読んで欲しい」「絶対読んでね」「昨日と同じにして」やって欲しい!という反応。その日の午後には箱椅子を並べ、♪針の山を抜け出そう~と歌いながら、並べた箱椅子を渡り、絵本の針の山のページを開いて下に置き、「ここには落ちたらだめだよ~」なんて言いながら遊んでいたのです。

 反応があまりない子どもたちで、いろんなことに食いついたり、もっと盛り上がれるようになって欲しいと思って家庭と取り組んでいきたいと考えていましたが、合宿でのこの反応が思った以上で正直驚きました。なんでも<経験すること>が意欲ややる気につながっていくのだなと改めて感じています。合宿が終わった土日に、家でうどんを作って家族にふるまった子たちもいました。合宿でやったことが子どもたちの心に残って嬉しく思っています。

 合宿中、とにかく子どもたちは喋って喋って止まらなかったのですが、その中に「くじらレストランやりたい」「あれもこれも作りたい」「旗作ってお花も飾ろう」「このお店の当番やろう~」などと話していたことがあります。今でもこの話でとにかく盛り上がっています。この熱が冷めないように…!!
「くじらレストラン」開店させるためにみんなで作戦会議中です。お楽しみに!!

(市村 記)