2023年度vol25
くじら組、余市合宿!!
10月11日・12日で、余市教育福祉村で合宿をしてきました。
1日目(11日)・・・余市漁業協同組合で鮭の遡上見学、教育福祉村で上町・風の子の年長児と3園交流でした。
風の子の年長は時間があり早めに帰ってしまいましたが、その後、上町の年長と輪になり、毬を投げ合って遊んでいる姿がありました。春にも交流をしていたのですが、その時よりお互いに打ち解けて、笑い合って遊びました。自ら関わろうとする姿に嬉しさを感じました。上町の子たちが帰るときには「また会おうね~!」なんて言葉を交わしていて、更にうれしさ倍増!またすぐに一緒に遊べるといいな~!交流は、友達もでき、そこから刺激をもらうこともでき、いいことだらけですね。
『サケの一生』を読んで
この本は、サケが海洋生活ののち生まれた川に戻り産卵して死ぬまで、そして卵からふ化したサケの子が海へ旅立つまでの生死のドラマ、繰り返させられる自然界の仕組みが写真撮影で作られた本です。完成までに6年の歳月と時にはサケに嚙まれることもあったと。毎年この本を読むと様々な反応があります。サケが産卵のため川底に体を横にしながら穴を掘っていく場面になると彩翔「どうやってほるんだろ?」「......。」「わかる!夏帆のここ(腕から顔にかけて)叩いたあのしっぽがあるなら掘れるわ‼」(周りの子もうなずく)。実際に触り、抱え、サケの力強さを肌で感じ、さらに絵本によって深まったのかと思います。子どもたちのこの時期の感性の豊かさに嬉しくなり読み手にも力の入る時間となりました。
(樋詰 記)
2日目(12日)・・・おたる水族館を楽しみ、観光船「あおばと」へ乗船してきました。
宿泊した余市教育福祉村では、「2階に上るぞ~」とドドドッとみんなで階段を登り、いきなりみんなで始まったソーラン節(上半身裸の子もいるし…笑)や、お風呂あがりのハンカチ落としも大盛り上がり!運動会まではバラバラ感がありましたが、みんなで何かをして楽しめる集団に少しずつ変わってきたことに嬉しさを感じています。何をするにも終始大興奮のくじら組でした!!
(市村 記)