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かもめニュース

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2002年度〜2006年度

2005年度 Vol2

2005年度 春の船出です!

 4月1日、入園・進級式が行われました。
 いつもの年なら、雪がとけ暖かい陽射しが降り注いでいるのに、今年はまだどっさりの雪。この日も雪が降りました。
でも、外の天気とは違い、7人の友達と2人の保育士を新しい仲間に迎えて、園内は春がいっぱい!
新入園児に小さい子が多く、にぎやかな泣き声のなかで新年度の幕開け。それでも、名前を呼ばれると、みんな大きな声で返事をしました。

楽しい手品のあとは、いよいよ進級式。
どの顔もちょっと大きいクラスになれたことを誇らしげに感じている顔です。

今日から年長!

 式が終わると、大半の子が「外へ遊びにいく!」と言って飛び出していきました。
 この日が初めての歩実は、前の保育園で担任だった石田、そして「クラスメート」だった龍之介との再会をとても喜び、手をつなぎあって遊びに出ました。
 残った年長は、「絵を描く!」と、めいめいに机を持ち出し、黙々と描きだしました。
小気味良い緊張感が漂っています。絵を描き終わると、今度はリズム。「かめ」「とん
ぼ」をより美しく、という自らが定めた目標に挑みます。”年長になったんだ”という気負いにあふれた、頼もしい子どもたちの姿です。

親の意気込みが…

 「年長の一年を悔いなく過ごしたい。年長のこと、早く話しを聞かせて欲しい」と渡会リーダーから申し入れがあり、”ワッ、すごい意気込み”と感じました。
 2日(土)夜、劇の「ご苦労さん会」に参加させてもらって、劇に取り組むなかで、新年長親集団の結びつきがとても強くなっていたことも知りました。「年長の出発は劇から」
と渡会母が言っていたと人づてに聞いていましたが、そのとおりになっているんですね。
“子どもの急速な成長には、親たちのしっかりした支えがあったんだ”、と全く当たり前のことを改めて強く感じました。

そして保育士も

 2日は、一回目の保育士新任研修もありました。かもめの保育理念がテーマの学習会でした。ベテラン保育士でありながら、知ることへの意欲と初々しい感動を示す新しい仲間に、”また、いい人たちとの出会いがあった”という思いを強くしました。そして、「初心に返って学習したい」と研修に顔を出した、以前からのかもめ保育士もいて、ますます頼もしさを覚えました。
 卒園式で、谷お父さんが現在のかもめ保育園を称して「かもめ安定期」と言いました。現状に安住してはいけませんが、その感を強くしています。
 一人ひとりの子どもをかけがえのない宝物として、その命を輝かせるのが子育て。それは親と保育士の共同作業です。だから、お互いに気兼ねせず意見を言い合うことを何よりも大切にしましょう。
 子ども・親・保育士がそれぞれの期待を胸に抱いて、 2005年度のかもめ保育園は、にぎやかに生き生きとスタートしました。

(編集 高川)