2022年度Vol.10
ハプニングだらけのしじみ組
しじみ組には4月から旺祐、叶望、空の3人が入園して、13人で過ごしています。
みんな歩行が安定し、トコトコと走り出すことも増えてきました。散歩に行くと、石ころや草、たんぽぽ、風車に犬や猫、、、といろんな仲間に出会います。「イチ(石)」「ポッポ(たんぽぽ)!」「ワンワンいた」など指差しをしながらおしゃべりをしています。柊叶は笹の子の笛で、ぶーーと鳴らしてはニヤッと笑います。叶望は、たんぽぽの綿毛をフーッと吹いたら、鼻水に付いて口の周りが綿毛だらけに…と思ったら、パクッと食べた!?綿毛は食べれないよー!
ハプニングだらけのしじみ組ですが、友だちとのかかわりもありますよ。立が洸介にザバーっと水をかけたり(その後洸介は泣いて怒る)、空が浬人の肩に手を乗せて歩いたり(その後2人はバランスを崩して転ぶ)。まだ、かかわり方が大きい子みたいに上手じゃないので、噛みつきやひっかきも出てきています。もちろん、怪我することを肯定する訳ではありませんが(防げなくて、噛み跡や傷すみません)、大事な過程だと考えています。言葉が未発達なこの時期、相手に思いを伝える手段が噛みつきやひっかきになります。
大人は、子どもの気持ちを代弁しつつ、相手は痛い思いをすることと「〜って言ったらいいんだよ」と伝えています。やってやられてを繰り返して相手の気持ちも分かるようになってきます。陽が、噛んだ子に「イタイイタイなんだよ」と噛まれた友だちの気持ちを伝える場面もありました。また、円暉が使っていたクレヨンを洸介に取られたとき、円暉は「ダメヨー!!」と絶対渡さないと強い気持ちをぶつけていました。取られたら、泣いておわりじゃなくて、嫌なことを嫌と表せる、立ち向かっていける力もつけていきたいです。
(佐生、志部谷 記)
「返してー!」(莉果と重橙)
ほうきの取り合い(空と柊叶)
洸介からクレヨンを取り返す円暉
泣く洸介
お花を植えたよ!
旺祐のお母さんはお花を種から育てるのが大好きだそうで、育てた苗(ビオラ、クラスペディア、スターチス)をいただきました。ありがとうございます。この苗は、しじみ、あさり組で玄関前の花壇に植えました。最近、お花が咲き始めて、海晴はやかんで水をあげては「♪さいた さいた〜」と歌っています。