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かもめニュース

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2007年度〜2011年度

2008年度 vol49

 あっという間に今年も2月に入ってしまいました。
寒い日もあるけれど、それにしても雪が少ない冬ですね。やっと山小屋(春香小屋)での生活になったかに・かめ・くじら組ですが、例年のように雪がないので、ソリコースでの遊びが思うように楽しめず、もう少し楽しめるところはないものかとあちらこちらを探索中だということです。雪質のいいうちにたくさん長~いスロープを楽しむことができるといいのですが…、雨乞いならぬ雪乞いの太鼓でも打ち鳴らしたいところです!
でも、やっぱりドカ雪の雪掻きは大変なので少しずつ降り積もってほしいものです。

園外保育 ウトナイ湖

ハクチョウ描きたい!

久しぶりの園外保育。何処へ行くのか?「札幌でも小樽でもないところ」これしか知らされていない年長の子どもたち。持ち物も普段の合宿よりコンパクトです。
行き先はわからなくてもワクワクドキドキしながら、列車に乗り込んだ子どもたちは、すぐに毛糸の紐を取り出しあやとりをはじめます。みんな新しいものに挑戦するのが大好きで、どんどんレパートリーが広がっています。年配の方たちが「おお、結構できるじゃないか!」というような顔でのぞいています。夢中になっているうちに「降りるよ!」の声が聞こえてきます。札幌で乗り換えだったんです。
 一斉に移動しホームへ出て並びました。「あれ、荷物は?」「あっ!」風のように消えた藤原。
そうなんです!大事な大事な荷物を一つ降ろし忘れていたんです。(今回は重たい荷物を背負わずにすむようにキャスター付きのバッグを一つ持ったのですが、これを車内に忘れてきたのです)
今思い出すと「♪走る~走る~藤原♪」と歌いたくなるような愉快な光景でしたが、そのときの藤原は頭の中は真っ白になりながら必死に走り続けていたのでしょう。札幌で切り離された3両の列車のなかに置き忘れた荷物はすぐに駅の事務所に届けられていたそうで、無事に荷物を抱えて汗だくの藤原が戻ってきました。その間わずか10分。
何事もなかったように次の列車に乗り込みました。 

 地上を走っていた電車が地下に入りました。終点「新千歳空港」に着きました。
藤原 「ここからはね、藤原ははじめてだから、小島のあとについていってね」
あたりを見回して「ここ空港だよね、来たことある!」と倫太郎。
「飛行機にのるの?」(大志)
「乗ったことないから、乗りたい!」(光)
「乗りたい!」(南斗)「僕も乗りたい!」(鴻介)
みんなのワクワクドキドキの瞬間だったのでしょう。
小島「飛行機に乗るとそこにはいけなくなっちゃうんだ!」
実は、空港の到着ロビーの最端のほうにバス乗り場があるので、延々と空港のなかを歩き続けるのです。ここでバスの発車時刻までは少し時間があったので、空港見学をしました。冬場なのでデッキは閉鎖中のため、3階のフロアから飛行機をみました。離陸するところや着陸するところなどをみていたのですが、
柊平「あっ、ちっちゃい飛行機がきた!」
友飛「ほんとだ!あの飛行機小さい!」
遠くに見える飛行機を小さいと感じているようです。着陸してだんだん近づいてくると
「小さくないしょ、大きいよ、ほら!」と南斗。
「ほんとだ」(光) 
どうやら飛行機が大きくなったり、小さくなったり、驚きながらも遠近観がわかったようです。
 「ウトナイ湖」でバスを降りると、何と湖畔には何にもないのです。
「えっ、レストハウスは!?」今度はあるはずのものがなくなっていて小島が驚くことに!
それでもまっすぐ湖に向かったのは、大志や南斗たち。よくみると4人ほど氷割りを始めて足止め状態。
大志「あっ、鳥がいる!小さい鳥がいるよ」
南斗「ハクチョウもいるよ!」自然界に興味のある南斗は早速観察がはじまります。


オオハクチョウが100羽以上いました。小さな鳥たちはカモです。

ハクチョウが手の上のえさを直接食べるのでみんな楽しくてたまりません。

昼食は、暖かくて室内もきれいな鳥獣センターへ移動してとりました。

昼食は鳥獣センターで。椅子がちょうど12人分あったの!

「ハクチョウの小道」を散歩中にいいジャンプ台をみつけました。

それじゃあ全員で「ジャンプ!」

約2キロ程のコースを歩いて戻ってくると「藤原、絵描きたい!」と言い出したのは蓮華。
「ハクチョウの絵描くの!」 「そう、わかったよ!」早速準備を始める藤原に、みんなも「絵描きたい」と集まってきました。(このとき描いた絵はホールに貼ってあります)

 ハクチョウが寝床に帰るとき家族ごとに飛び立つのですが、なかなか動き出す様子がありません。すると南斗がハクチョウにむかって「早く帰らないと氷になっちゃうよ!」(前日にみた氷彫刻のハクチョウを思い出したのかな?)
夕方になってきて寒さも厳しく感じてきたころ、ハクチョウたちはやっと飛び始めました。
みんなの身体も凍りついたところで、あったかいお蕎麦を食べてホテルへと直行。
大盛りのあったかいお蕎麦を食べながら「おいしくて豪華なソバだな!ラーメンも好きだけどソバも大好きになった!」と大志。

次の日

 朝食はバイキング。
鴻介「まだまだ食べる~!いろんなの見てこよう!」
友飛「今度なに食べようかな…」と食欲旺盛。何度もおかわりしていた2人です。
絢葉も大好きなものをおかわりしていました。
食べ終わって準備のできた人からどんどんバス停へとむかいました。
最後の方になった南斗が「だれか南斗の(ジャンバーの)ズボンはいてった~。これ小さいんだもん。倫太郎かな~」早速みんなのところで聞いてみると
「倫ちゃんちがうよ、いろがちがうもん」(倫太郎)
「俺のも光って書いてあったも」(光)
「あれ~?でもこれ小さいんだけどなあ」(南斗)
「…和奏だよ、だって南斗がまちがって和奏のはいてったから、和奏が南斗のはいたんだよ」(和奏)  あわててまちがえたのは、南斗だったんです。急いでいたから和奏も何も言い出さないでそのまま着たのでしょう。

 朝早く湖に着いたのですが、それでもハクチョウたちのほうが早くて70羽近くは湖にいたのです。(もしかすると定着しているかもしれないのですが・・・)

 来るといいなあ~という子どもたちの願いがかなったのか遠くからハクチョウが飛んで来るのが見えました。これが見たくて泊まった合宿なんです。夕方と朝しか見られないハクチョウの飛んでいる姿を今回はどちらの時間にも見ることができたのです。

 ウトナイ湖での体験は、どんなに寒さが厳しくても子どもたちに感動を与えてくれる貴重なものなんです。

 北海道に生まれて良かったね!