2011年度 vol2
春のソリすべり
12名の元気な仲間たち。
かめぐみに進級してパワーアップしたこどもたちは残雪めざしオーンズスキー場でソリすべりを楽しみました。
あまりの急斜面でソリから放り投げられたり、ころころ転がったりとスリルを味わいました。
年長組の咲仁が「ありえない!」と叫ぶほどダイナミックなコースでした。
それでも何度も何度も挑戦するこどもたち。
中腹あたりから競争するのに「はやくきて~」とみんなを呼びながらスタート地点で待っている子。
「ヨーイ ドン!」、いっせいに滑り出したこどもたちは両手でこいで少しでも先へ行こうと競っていました。
雄斗 「また、きょうそうしよう!」と、猛スピードですべるソリに大喜びでした。
白見の竜が~
「キャー!」ホールに鳴り響く声。
こどもたちは血相を変えて逃げ回ります。
「白見の竜」に扮した石田と樋詰が毛布をかぶって現れました。(じゃれつきあそびの始まりです。)
愉知郎、亮佑、彩世と次々と竜に捕まり半ベソで逃げようともがきます。
そこへ洸希と年長の琉久が手や足を引っ張りながら助け、ホッと一安心。
壮一朗は涙を浮かべながらも、激しく泣いているかに組の航青の手を引いて逃げ回っていました。
桧と智太は竜に連れ去られてしまい、心配そうに見ていた艦太と和弥でした。
桧 「もう、わるいことしないから・・・」
智太 「やさしいこころになるから、たすけてください・・・」 と、必死に竜に訴えていました。
白見の竜のこどもは今でも、かもめに住み着いているようです。
「島オニ」に作戦が!
かに組のときから大好きだった「島オニ」。
上のクラスの刺激をもらいながら少しずつルールのある遊びも楽しめるようになりました。
今まではただ追いかけ、逃げ回って喜んでいたこどもたちでしたが、先日ふれあい公園で、かに組と島オニをしたときに驚く成長をみせてくれました。
一緒に遊ぶかに組に遊びのルールをていねいに教えていた愉知郎と亮佑。
彩世 「さよ、オニする!」
早速、始まったオニごっこ。
彩世 「こっちきて~ あつまって~」と、オニになった子を集め、次々と逃げる子を捕まえてはオニを増やしていきました。
みんなが捕まりそして、石田が最後の1人になったとき今までにない連係プレーが発揮されたのです。
亮佑 「いい さくせんある! みんなあつまって!」
昇己 「バラバラになればいい!」
愉知郎 「てつないで、(木に)これないようにすればいいんだ!」
亮佑 「グルグルに、てつないで!」と、作戦タイム。
追いかける子、木の周りで手をつないで待機する子と役割分担し、はさみうちで石田を捕まえました。
お見事!!
《島オニがどんなオニごっこかはこどもたちに聞いてみてくださいね!》
原っぱでは虫さがしに夢中のこどもたち。
わらじ虫、だんご虫、ムカデ、てんとう虫、バッタ、カタツムリ、クモ、アリなどに興味津々。
ある日、碧爾が小さなカタツムリを見つけ大事そうに手の平にのせて「でんでんむしむし♪♪」と、うたい出し「ほんとにでてきた!」と驚いていました。小さなかわいいつのを出して動いていたんです。
かたつむりの歌をうたうと、つのが出るのではと思っているこどもたち。
壮一朗、和弥、雄斗ものぞいて一緒に歌いながら見ていました。
(記 藤原)