2022年度Vol.18
しじみ組の夏
海遊びが初めての子がほとんどのしじみ組です。始まったころは、海怖い…と近づこうともしなった海晴や円暉や浬人。今では、自分から入ってきて海を楽しんでいます。
一緒に遊ぶあさり組には泳ぎ名人がいっぱい。あさり組が競争したときには、渓晴も一緒にワニ泳ぎをしたんですよ!洸介や立がワニ泳ぎで波に向かってどんどん深いところに泳いでくこともあります。波がかかっても自分で立ち上がり顔を拭いてる姿、素敵だよ〜!
エビ大好き!
小さなイワシが打ち上げられた日には、「オサカナ!オサカナ!」と大人も一緒に大興奮でした。手に持つとピチピチピチッと動いてびっくりしてました。それでも浬人は、しっかり掴んでいた、、、と思いきや、口に運んで食べようとしてたのです(笑)「食べられないよ」と言うと、泣いて怒ってました。10円玉くらいのサイズのカレイが網にかかった時も、陽は「エビとおんなじ(だから食べられる)」と主張して食べようとしてました。
それくらい、イソスジエビが大好きなしじみ組です。海で獲れたものを踊り食い。はじめは驚きますが、子どもたちはとっても嬉しそうです。網を持ってる大人が獲れたと言えば、ウワーっと集まって手を伸ばす伸ばす。のんびりしてたら、もう売り切れ!?浜に水たまりができた日には、そこにエビを放したことがありました。すぐに砂に潜ってしまうので捕まえるのは難しい!でもなんだか宝探しのようでおもしろい!莉果が上手で、放されたエビを見逃さないんです。浬人は、どこいったかなとキョロキョロ探すけど、友だちやあさり組に先を越されてまた怒ってました。
イヤイヤ
「パンツ履こっか」「自分で!」「海行くよ」「海行かない!!」「サンダル履くかー!」「サンダル履かないよ!!!」「ご飯食べる人手洗ってね」「手洗わない!!!!」何を言ってもイヤ!と返ってくる1歳児。自我の芽生えの大事な時期で、大人は困ったなと思うこともありますが、嬉しい発達です。
空は特にサンダルを履く時に「履かない!」と強く主張します。でも友だちには、サンダルについた砂をほろってあげたり、「サンダル履くよー」と大人のように言って履かせてあげたり。友だちのサンダルを無事履かせた後には、「空にもやって?」とお互いに履かせる場面もありました。
立も食べたくない野菜があって大人が渡しても食べないのに、柊叶があげたら食べた!海から帰らないと言っていた洸介が空と手を繋いだら歩き出した!などなど友だち同士のかかわりがイヤイヤを解決することもあるんですよ。
(佐生 記)