2015年度 Vol13
秋には大きくなっていてね~
年長児は余市の教育福祉村に行って梨の袋かけを体験してきました。かもめ保育園がオーナーになっている木があるんです。
銭函駅で藤原が「みんなが袋をかける梨はどのくらいの大きさだろうね?」と聞くと皆は手で大きさを表現しますが、どうかな… ?。小樽駅で乗り換えて余市に向かう電車は、先頭車両の運転席の横から前が見渡せる場所がありました。初めて見る線路の上です。線路が1本しかないので「向こうから電車来たらどうするの?」と奈子が心配していました。そんな風に想像力を働かせられるなんて、すごいですね。電車の中ではあやとりに夢中な子どもたちです。楓は「ほうき」を教えてもらいできるようになりました。奈子は亜季や杏実に「指抜き」を教えています。2人あやとりができる子もいてなかなかみんな上手です。そんな関わりも回を重ねるごとに深まってきています。
福祉村に着いて梨の実を見ると皆「ちっちゃい!」朝の会話では収穫時の大きさを想像していたんでしょうね、まだ青く小さな梨の実にびっくりしていました。職員の人の説明を聞いて作業を始めます。袋を広げて梨にかけ付属の紐(細い針金の入っているもの)で結びます。脚立に上がって、袋の口を小さくたたんでいくのが難しいです。でもとっつきのいい年長児、「やりたい!やりたい!」とやる気満々です。壮や春太がなんとか袋の口を結びました。大人が押さえていても脚立の上が怖い怖いと言っていた奈子や亜季も真剣です。百紅は袋の口がちゃんと閉じていなかったのでしょうね「ここから虫入るわ~、やり直し~」と職員の人に言われて再挑戦。杏実は脚立の一番上に立ちあがって作業。乱暴に引っ張ると梨がとれてしまい落ちてしまうこともありました。「あそこは(高くて)できないわ~」と言う友輝に対し「友輝ならできる!」と職員の人に早速名前を覚えられていた友輝でした。
1人7~8枚袋をかけて作業終了。お疲れ様でした。
昼食の後は隣接する「ブルーベリーの丘」でブルーベリー狩りです。デザートの食べ放題に皆大興奮です。まだ熟していない実もありましたが紫色に熟した実を見つけては「こっちにある~!ここにもある!」「やめられない、帰りたくない~」陽智は「ん?ここの実はちょっとすっぱいな」と食べ比べ。手足口病で何日も食べられなかった瑞歩もたくさん食べられました。
朝は雨がぱらつき心配されましが、何とか作業をして帰ってくることができました。「こんな体験なかなかできないよね~」と職員の人に言われました、秋の収穫が楽しみです。それまでに大きくなっていてね。
(記:谷)