2016年度 Vol2
進級からあっという間にもう1ヶ月!!
あさり組
新年度のあさり組を紹介します。
遊月の鼻唄は「天の恵み~地の栄え~♪」(おおひばり)、思わず吹き出しちゃいます。遊月は歌を覚えるのがすごく早いです。「まりつきとんとん、ひなのこき~」(ひのふのみ~は難しいんですね)。お昼寝から早く目覚めたらしい日向が、布団の中で「とんてんとんてん…..」(森のかじや)と口ずさんでいます。こんなあさり組が年長になったら、どんな歌を歌うのか今から楽しみです。
ホールで歌を歌いながら、昨年度の年長が卒園式でやっていたリズム「12月(じゅううにつき)」で遊んでいると、間奏のところでは怜旺やひよりが片膝をついて手拍子。まるで年長のようです。心奈が「ピアノで」と言いに来ました。谷「ピアノは弾けないのさ~」でも心奈は谷の顔を覗き込みながら力強く「弾ける!」。「できない~」と言う子に大人が「出来るよ~」と励ますようです。でも、ごめんなさい。弾けません。
暖かくなった日、ベランダの外で給食を食べました。日差しがとても気持ちよく、ついうとうとしてしまう二咲と円心。気持ちはわかります。食べ終わって裸足のままでこいのぼりを見に行くみんな。その足を洗おうとたらいを出すと、水遊びが始まってしまいました。創也やひよりが着ていた服をたらいに投げ入れ、それを振り回して遊んでいました。次の日、どろどろになっていたすのこを雑巾でごしごし。ひとりに雑巾を渡すと、自分もやると次々やってくるあさり組のみんな。働き者です。
午前中。外はすっかり春めいてきてぽっかぽかなので、毎日散歩に出掛けています。目的地は和宇尻通りだったりふれあい公園だったり川だったりと様々ですが、なんだかんだでたどり着かないこともしばしば。それは、道中の道草を大切にしているから。
少し前まで雪に覆われていた道端を見てみると、ふきのとうやつくしなど、春らしい緑が顔を出していて、よく見ると蟻やワラジムシなどもちょこちょこと動き回るようになっています。子どもたちは見つけると夢中になって覗き込んで、えいっと手を伸ばしてみています。創也や日向、玖宥たちが、地面にぺたっと手をついて、蟻が登ってくるのを期待して待っている姿は、とっても微笑ましいものです。一転、上を見上げるとコブシの花が咲いていたり、かもめが群れで飛んでいたり。心奈やひよりの「かもめさん、ばいばーい!」という声を聞いていると、日差しも相まって、なんだか嬉しくなってきます。
最近のみんなのブームは砂遊び。散歩に行かないとき、晃之介や夢芽たちが隙あらば外で砂をいじっています。スコップで掘り返したり、バケツに水を入れて、どろだんごを作ったり、とにかく投げてみたり。水はまだまだ冷たいのに、よくもまぁこんなに遊べるなぁってくらい。こんなに水を使って遊べるなら、気は早いけれど海かもめ生活も楽しみかな? と思ってしまう今日このごろでした。
[谷・星野 記]
しじみ組
しじみ組は雄貴、雫、悠志の3人でスタートです。
雄貴はひと冬超えて、とってもたくましくなり、よくあさり組について遠くまでお散歩に行っています。それでも元気に帰ってくるので、頼もしいです。
さて、小さい子にとって帽子は煩わしいもののようで、なかなかかぶってくれません。いくらかぶせてもポイッと脱ぎ捨てて行ってしまいます。雄貴も例外に漏れずそうだったのですが、先日のこと、和宇尻通りから張碓の住宅街を抜けて、1時間半のお散歩。日差しが結構強く、頭が暑くなるほどでした。 途中でさすがに暑くなったようで、落ちていた悠志の帽子をひょいとかぶり、遊びだす雄貴。その後、本人の物に替えても帽子をかぶったままで歩いていました。あんなに嫌がっていたのに自然の力ってすごい。北風と太陽の逆バージョンだ~! それ以降、帽子嫌いはやっぱり変わっていないのですが、暑くなったら自分でかぶるのなら、雄貴に任せようと心に決めました。
悠志は3月に入園しました。歩き始めてからも日が浅く、隣の空き地の斜面は悠志にとってはかなりの傾斜。1回目にそこで遊んだときには、斜面に負けて転んで大泣きでした。でも2回目は、下に向かって歩き、惰性でおっとっとっと~となったけど、しっかりブレーキをかけ、バランスをとって止まっていました。戻ってくるときも勢いをつけてじゃないと登り切れなさそうです。誰かが大きな石をどけたと思われる窪みにすっぽり落ちてニコッ。出てきてまた歩きだし、平らな道なら風の向くまま気の向くままにいつも歩いています。これからのお散歩が楽しみです。手遊びも上手で「ちょちちょちあわわ♪」と大人が歌うと、あわわをしたり、おつむてんてんをしたり、表情豊かな悠志です。
雫はさらにおそく、3月中旬に仲間入りです。かもめの生活にもだんだん慣れてきて、大人が何も言わなくても、食事前にせっせと椅子を運び、おしぼりを持ってきます(おやつのときもだけど)。食後は自分で食器を下げるので、お家でもしているのかなとお母さんに聞いてみると、していないとのこと。大きい子を真似しているんですね。模倣の力って凄い。先日は絵本を読む前に座って「手をつなごう」の歌を歌いながら3人で手をつないでみました。1曲終わってさぁ読もうと思ったら、また手をつなごうと誘う雫と応じる雄貴の姿が。なんとも微笑ましい光景でした。
みんな、どんな風に育っていくのかなぁ。楽しみです。
[鈴木 記]
いくら組
心綸(5ヶ月)
生活リズムをつけるのに頑張っています。うつ伏せ寝が嫌いですが、少し頭を上げられるようになりました。
百福(6ヶ月)
寝返りは左右どちらにも自由に出来るし、ずりばいをして、行きたい所に行っています。歌を歌うと声は出ないけれど、口は動きます。あやすととても大きな声で笑い、それが可愛いとみんな構ってくれるので、嬉しいです。
晴子(10ヶ月)
離乳食を美味しそうに食べています。咀嚼はカリカリと音を立て、綺麗に食べます。煮物に太い白ねぎ、セロリ、ブロッコリーの芯が出ても、変わりなく完食。おつゆのみの多いのに、それを何回も催促しておかわりし、お腹をぱんぱんにしています。みんな食べなくなる時期があるものですが、はたして晴子にその日が来るのかなぁ~?
三者三様で寝る時間が同じになると、一緒に遊べるんだけど……。
[高川 記]
紫外線対策のお願い
1年中外遊び中心のかもめ生活では、紫外線対策をしっかりして子どもの肌を守っていくことが大切になってきます。
- 1.朝登園する前(家庭で塗ってきてください)と午後外遊びをする前(保育園に常備しておいてください)2回は日焼け止めクリームを塗りましょう。
- 2.UV加工の首を隠せる帽子をかぶるように用意をお願いします。
※冬の季節でも紫外線は変わらず降り注いでいます。また、色素沈着もしやすいので、気を抜かないようにお願いします。
帽子、日焼け止めクリームいずれにもネームペン等ではっきり名前を書くようにお願いします。
嬉しい便り
新一年生に関して親からいろんな声が届いています。
- かもめ卒園児の目の輝きが凄いですね。そして一言も聞き漏らさない。字を覚えたいと何にでもくらいついて来るので、これから楽しみです。
- 文字に興味を持っています。習った字を見つけて、喜んで読んでいます。本を自分で読む日が来るのを楽しみにしています。
- 習った字を毎日毎日書くことに夢中です。喜んでやっています。
- 家庭訪問に来た先生が、壁に貼っているカニの絵を見て、「こんなに素晴らしい絵が描けるんだ」とびっくりしていました。児童創作童話を読んでもらって感動したところをみんな描いていることを伝えると、絵本でないことにも驚いていました。
- 参観日に行ってみると、手を挙げ大きな声で発表する姿を見て、かもめで培った力だと感謝しています。
- 入学してからお母さんに自分の名前を書いてもらい、それを見ながら書いた文字が届けられました。初めて書いた字とは思えないしっかりした字でした。
以上、要旨のみ抜粋です。