1. HOME
  2. かもめニュース
  3. 2017年度〜2021年度
  4. 2019年度 Vol26

かもめニュース

kamome news

2017年度〜2021年度

2019年度 Vol26

秋のブドウ獲り ~かに組編~

10月下旬、ブドウを獲りに行ってきました。阿部の祖母のブドウがなっている所は少しだけ遠く、かに・かめ組は走って向かいました。子どもたちは早くブドウを獲りたいようで「早く行かなきゃ!」と期待が高まり走りも早くなっていましたよ!行ってみるとたくさんのブドウが!後から来たあさり組の子に「こっちだよ!たくさんあるよ!」と教えていました。

子どもたちが自分で獲るには少し高いところになっていたのですが、用意してくれていた台を使って背伸びをして獲ったり、光影は支えのポールによじ登って獲っていました。台にのっても獲れない子は大人に「ブドウちょうだい」と声を発していました。子どもたちの両手には溢れているたくさんのブドウ。そして袋をもらい袋からも溢れるブドウ。その場で「おいしい!」「甘いわ!」とお腹がいっぱいになるまで食べました。

3,4回は行ったのかな?行けなかったしじみ組・年長さんに持ち帰って「みんなでおやつで食べよう」となり、おやつにブドウが出たり、かに・かめ組で皮を剥いてブドウの実だけでブドウジュースを作りました。出来上がったブドウジュースはみんなで美味しく頂きました!ブドウジュースは袋を二重にしてそこにブドウを入れ、みんなでフミフミ。

私も踏んでみましたが何とも言えない感触でした!心綸が「阿部のばあちゃん家のブドウ食べたい」と突然言い出し、「もう、全部落ちちゃってないんだって」と伝えると「また来年?来年獲れる?」ともう来年のブドウ獲りを楽しみにしている様子でした。来年はもう少し早い時期に行ってもっとたくさん獲れたらいいね!

かにリレー

11月に入るとだんだんと寒さが増し、冬が近づいてきていると感じます。最近はふれあい公園横の草原で体を動かして遊んでいます。「かにさんなにする?」の声に千夏が「運動会やりたい!」と言いました。すると周りのかにの子たちも「運動会いいね!」「リレーしよう!」と気持ちも上がってきました。半分ずつ好きなように分かれ、リレーをすることに。千夏チームと晴子チームが出来上がりました。両方のチームとも「絶対勝つぞ、エイ、エイ、オー!!」と勝つ気持ちを高めていました。いざリレーがスタート!子どもたちは自分のチームの子を応援したり、相手のチームの子を応援したり…。応援合戦になっていました。結果は晴子チームの勝利でした。
リレーの終わりが近づいていた頃、草原ででんぐり返しをしている子が!それにつられ走り終わった子たちもどんどんでんぐり返し。でんぐり返しリレーになっていましたよ!「どんぐり、どんぐり、こーろころ♪」と歌いながら草原を気持ちよさそうにコロコロしていました。自然の中で遊んで、心が開放されて、楽しくなったんですね。本当に楽しそうだったー!

(阿部 記)

ワォーの森であそぶ子どもたち ~秋~

 ワォ―の森は、色々な楽しみを体で感じる事ができる最高の遊び場所です。朝は、発見の連続です。まず見つけたのは、動物のフンらしきものです。「なんだろう?!」「クマのウンチ!」「ウサギのウンチ!」と色々かに組から出る中、絢斗「シカのフンだよ」と自信満々。「泥だんごみたい!」と笑いがでます。よく見ると足跡らしきものと木の皮が剥けています。

木を手で触ってみると「あっ、こっちはザラザラ、こっちは気持ちいい」と晴子。足跡と木の皮を食べていたのは、「シカだよ」とこれまた絢斗がみんなに教えていました。かにの子は、どれも顔がくっつくくらい、まじまじと見入っていましたよ。毎回新しい発見があるのは、日々変わる自然の中ならではの楽しみです。頂上へ登ると、勝さんが新しい遊具を作っていました。

すぐに飛びついたのは結菜です。友だちを誘って満面の笑みを見せています。こんな顔をみると、いつも子どもたちの笑顔のため新しいワクワクを作ってくれる勝さんに感謝です。次々、倒木にできた遊具(子どもたちが登り降りできるネットと木のはしご)に子どもたちが群がってきていました。ロープブランコでは、凪がピョンと1人で飛び乗れたことをみてほしいと呼んでいます。大人の手助けなく1人で出来た事で自信たっぷりの表情です。今までできなかった事が出来るようになり、自然の中の遊びでまたひとつ成長をした凪でした。

 春は、1時間半以上かかった張碓園舎までの道のり途中、クタクタになっていたのが今では坂を「ヨーイドンだ!」みんなに掛け声をかけ一気に駆け降りるようになりました。「なんかいい匂いしない?」百福「わたあめの匂い」「うん、そうそう」「どっからするんだろうね」とあたりをキョロキョロするも、「わかんない…」「この葉っぱの匂いかいでごらん」「あっ!甘い匂いする!」澪恩。「この木だよ。桂の木っていうんだよ。」百福「わたあめの木だ」と嬉しそう。

「持って帰る」と手に桂の葉を持ち「いいにお~い」と甘い香りに元気をもらい、かもめまでも楽しみながら帰ってこれるようになりました。
 季節は秋から冬へ、これからの楽しみは雪遊び・ソリ遊び。数センチの雪でもソリを引っ張り出し園庭の斜面を滑っています。冬もたくさん遊ぼうね!

(石田 記)