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かもめニュース

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2022年度

2022年度 Vol2

卒園式の感想

3月に行われた卒園式の感想が続々と寄せられていますので、何号かに分けてお伝えいたします。

~浅野晴子 母より~

全員で卒園式を迎えられて本当によかった!
そして、みんなの笑顔!笑顔!こんなに荒馬って楽しいリズムなんだ!子ども達とてもリラックスしてて、イキイキしててステキ!みているこちらも本当に楽しい気持ちになりました。
 子ども達のやりたいことがつまった式でした。それに応えてくれた職員のみなさま、本当にありがとうございました。
 OBや在園のみなさまからのお祝いのお花やメッセージもとてもあたたかく 子ども達を送り出してくれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 晴子は4ヶ月からかもめに入園しました。
兄 春太が卒園してからの6年間。まだまた先だと思っていましたが、あっという間にこの日がやってきました。
 乳児組の時は、幼児組の保育士がたまに保育に入ってくれたりすると、言葉を発さない、固まる、そんな姿がありました。内弁慶というか、人見知りというか、慣れない人の前ではとても緊張してしまうような子でした。けれどいつからか、道行く知らない人にも自分からどんどん話しかけるような子に変わっていました。
 それはやはり、この自然豊かな環境の中で、たくさんの友達と刺激を受け合い、また、晴子の育ての親は何人いるのだろう?と思うくらい、かもめの大人達みんなに見守り関わってもらったおかげだなぁと本当に感謝しています。
 一緒に育ち、成長を自分のことのように喜び合う仲間たちに囲まれて、子も母もたくさんの経験をさせてもらいました。
 もうしばらくお世話になりますので、どうぞよろしくお願いします。

~羽鳥陽希 母より~

 コロナ禍での卒園式で、直前まで気が抜けない状況でしたが、全員揃って無事に終えられたこと、嬉しく思います。お花やメッセージ、本当にありがとうございました。例年通りの卒園式はできなかったものの、年長全員で考えたプログラムは子供たちにとっても、保護者にとってもとても満足いくものだったと思います。
 入場の恥ずかしがりながらも誇らしげな年長さん。終始笑顔で楽しみながらのリズム、竹踊りや跳び箱は卒園式1週間前に見学した時よりもとても成長し、自信満々の姿に驚きました。
最後の鯉の滝登りは正直辛かった… でも念願の鯉の滝登りができてよかった〜!
 卒業式を迎えるまでには本当に色々なことがありました。子供の成長は一進一退で、家での生活や親の言動がそのまま影響してしまったり。石田には何度も御指摘をいただきました。笑
そんな風に何でも指摘してもらえる関係が出来たから親子で成長できたんだと思います。ありがとう!!
 卒園式後もなお成長を続ける子供たちは本当に頼もしく、小学校に行ってどんな成長をするのか楽しみ〜(^O^)

~塚辺晃生 母より~

「こんなに楽しくて素敵な卒園式は他のどこにもない!」
心からそう思った本当に素晴らしい卒園式。子供達の「やりたい!」を沢山叶えてくれて、皆のキラキラした姿をしっかり目に焼き付けることができました。ありがとうございました。
 晃生はかめ組から入園したので卒園まで本当にあっという間。短かったけれど親子共に沢山の素敵な経験や出会い、学びに恵まれて充実した2年間でした。かもめに来ていなければ間違いなく今の晃生はいなかったと思いますし、私自身も変われなかったと思います。
 転園してきたばかりの頃は常に不安そうで、誰かの後押しがなければ動けず、自分の思いが言えず、皆の輪に入っていけず、水嫌い、虫嫌い、毎日泣いて「行きたくない!かもめなんか嫌い!」と言っていた晃生。
 私自身も、さくらさくらんぼ保育を知らずに入園して色々な資料を読んだり話を聞いたりしたけれど、その素晴らしさを頭では理解できても転園前と大きく違う環境や保育内容に心がついていかなくて、不安定になっていた時期がありました。そんな中、折に触れ声を掛けて気にかけてくれる同じクラスの保護者仲間には本当に何度も心を救われていました。それが支えとなり今日までのかもめ生活を頑張ってこれたと言っても過言ではありません。本当に感謝の気持ちで一杯です。
 本当によく子供の事を見ていて、的確なアドバイスをくれた石田。それが自分にとって耳の痛い内容でもハッキリ言ってくれたからこそ、私は自分の考えの甘さに気付いたりや晃生への向き合い方を見つめ直すことができました。人として親として成長させてもらったと思っています。本当にありがとうございました。
 いつも一生懸命で、優しくて、忙しい中でもいつもしっかりと話を聞いてくれた阿部。我が家のかもめ生活は阿部に随分と精神的に支えられていたと思います。晃生に根気よく寄り添ってくれて本当にありがとうございました。
 卒園式では2年前の入園時が思い出せない位に別人の様な晃生の姿が見られて本当に嬉しかったです。大勢の前でも緊張せず大きな声で歌い、独創的なコマの技を披露し、おみじかを心から楽しそうに踊り、跳び箱では自分の限界に挑戦し…2年間のかもめ生活で様々な事を乗り越えて自信がついたことがしっかり伝わってきました。子供も親も共に成長させてくれて、色々な事に気づかせてくれるこんなに素敵な保育園は他にないと思います。本当に心から感謝しています。
 我が家の様に途中から入園された方、初めはきっと沢山の戸惑いがあると思います。しんどくなる時も出てくると思いますし、不安や疑問も沢山出てくると思います。
その時はどうか勇気を出して保育士や周りの保護者の方々に相談してみて下さい。ひとりで抱えこんでしまうとかもめでの生活が辛くなってしまい、子供も敏感にそれを感じとってしまいます。
かもめの保育士の方々は本当に一生懸命、子供達の事を考えて日々向き合ってくれています。話をすることで方向性が見えてきたり心が軽くなったりときっと何かしらの変化はあるはずです。そうすれば、在園中の生活も楽しくなってくる時がきっとやってきます。せっかくの素晴らしい環境と保育、楽しみましょう!
 最後になりましたが…いつも全力で晃生と向き合ってくれた担任のお2人、美味しいごはんを作って下さった給食の皆様、かもめの全ての保育士の皆様、子供達の成長を共に喜び合い沢山助けて下さったくじら親の皆様、出会えて良かったです。大変お世話になりました。本当にありがとうございました!

~石畑優空 母より~

 年長になってからの一年があっという間で、気が付いたら卒園式を迎えていました。
 中止になっていたコマ大会ができたり、運動会の時にできなかった鯉の滝登りができたりと、子ども達のやりたい!を叶えられた特別な卒園式となりました。
このクラスの素敵なところといえば、歌!!これは本当に石田のおかげだと思います。優空も歌が大好き!みんなが石田の歌声につられて綺麗な音程と綺麗な声で歌ってるんだな。と毎度聞き惚れてます。(新年度、幼児組にいないのもったいないよ!石田!来年は幼児に戻ってきてね!)
 子ども達の歌、ずっと聞いてたかったな〜。。荒馬の時に、優空がイキイキと良い顔をして入ってきた時、「かもめ保育園に通ってて良かったな。」と思いながら色々な思いが込み上げてきて涙が出ました。
入園した頃(かに組の時)は、颯大と手を繋いでずっと泣いていたし、友だちとのコミュニケーションも上手くとれなくて、おまけに当時の年長さんめちゃくちゃ恐くて。。年長親に言われた一言ですごく傷ついて悲しい思いをしながら保育園から帰ったこともありました。かもめでよかったのかな?なんて自問自答の日々。でも、卒園式の『やらされてる感』ではない楽しんでる姿・表情を見れた時、かもめで良かった!と思えた瞬間でした。親子共にたくさん成長した三年間でした。

 余談ですが、卒園式の入場曲を歌わせてもらいました。たくさんの方が「歌素敵だったよ!」「歌ってくれてありがとう」と声をかけてくれて、有り難いお言葉、本当に嬉しい限りです。
その中で、けいかが家で「すごく明るい声で色(オレンジ色だそうです)が付いてた。花が咲いたみたいだった」と言ってくれたようです。歌を聴いて、こんな風に感じられるけいかもすごいなと思います。
たくさんの年長さんの絵に囲まれて、年長さんの誇らしげな姿に思いを馳せながら歌わせてもらいました。本当に貴重な機会をありがとうございます。

~中田彩葉 父・母より~

 1月末から3月中旬までのまん延防止措置の影響で通常登園が出来ず気付けばもう卒園式といった状況で、実感のないまま迎えた卒園式でした。
ちょうちん祭りの替え歌披露の時には泣き出して歌うことができなかった彩葉。家で園の様子をあまり話さない彩葉が式本番で様々な発表をやり遂げることが出来るか、また泣き出してしまうのではないかと心配でした。
 しかし、式当日は楽しそうにみんなと踊り、歌い、跳び箱もコマの技も精一杯の力を発揮してやり遂げる姿を見られた時は成長を感じると共に、きっと保育園では友達と楽しく充実した毎日を送ってきたのだろうな、と日頃見えない笑顔を想い浮かべ嬉しい気持ちになりました。
 保育士のみなさま、4年強の間彩葉の持つ力を信じて関わり続けてくださりありがとうございました。また、いろいろと対策を講じ無事に卒園式を行なってくださりありがとうございました。我が家はあと3年関わりが続きますが、これからも子供の力を信じて発揮させようと関わってくださるかもめの保育と共に子供の日々の成長を見守りたいと思います。

~日下部啓佳 母より~

 卒園式にあたり、在園・卒園児のご家庭からのメッセージ、お花、お見送り……、たくさんの方々からの祝福をいただきありがとうございました。職員・保護者のみなさまのご尽力のおかげで子どもたちの笑顔がいっぱいの、楽しく華やかな式を見ることができました。本当にありがとうございます。

 私は啓佳に「頑張る力」をつけさせたくてこの保育を選びました。大人が先回りしお膳立てして「できる」経験をさせるのではなく、「できない」経験・挑戦し頑張る経験・頑張ったらできるようになるという経験をさせたかったのです。
 かもめ保育園は赤ちゃんのときからつねに子どもたちに”頭ひとつ上の要求”をし、できないことに挑戦するうちに「できるようになる」。保育士のみなさんの絶妙な”頭ひとつ上の要求”の繰り返しと、励ましあう仲間たちの刺激によって、年長の課題にも「やればできる」と信じて集中して取り組む子どもたちに育ったと感じています。
 学校生活でも大人になってからも、たくさんの「できないこと」に出会うでしょうが、啓佳は「頑張る力」をつけてきたのだから大丈夫、と信じて送り出せます。つい先回りして口や手を出したくなってしまうけれど、かもめの保育士のみなさんの姿を思い出して、信じて見守り寄り添う親でいられるよう心掛けます。

 4年半たいへんお世話になりました。これからまだあと6年、基惟と昂樹もよろしくお願いします!

~日下部啓佳 父より~

 皆様のおかげでコロナ禍の最中でありながら、無事卒園式を迎えることができました。ありがとうございました。
心の底から楽しそうな子供たちの様子を見ることができてとても幸せな気持ちになりました。かもめでの4年半で親も成長し、それによって子供が変わるということを実感しました。
 日下部家にとっての長年の課題は規則正しい生活でしたが、その背景には私達自身の様々な問題があり、解決には大変な努力が必要でした。(引き続きがんばります…)
その他にも子供への声のかけ方、絵本の読み方、子供のやることへの親の関わり方など様々な面で課題があり、その都度そのときの担任からご指摘いただき、何とか対応してきたつもりです。たくさんのご指導ご鞭撻ありがとうございました。
 自分たちはがんばりましたなどと言うのはどうかなと思いますが、やはり本人だけでなく、自分たち親のがんばりなしではここまで来られなかったと思います。これからも何かご指摘いただいたときに素直に受け止められる心の余裕だけは保ちながら、あと6年のかもめ生活を送っていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

~河原光影 父・母より~

 かもめ保育園の皆様!!お調子者の光影は無事卒園することができました!!本当にお世話になりました。卒園ということで保護者の気持ちを文章にする機会を与えていただきましたので、包み隠さず正直な感情を文章にしたいと思います。
 
 正直に言います。
 本当はかもめ保育園は第二希望の保育園でした。。。
 
 入園が決まった時、夫婦で「えーーーかもめだって!!えー。辛いー。」と肩を落としました。そして、肩を落としながら夫婦で光影を初登園させことを覚えています。右も左も、かもめの保育のやり方も知らない迷える子羊みたいな河原家でしたが、当時担任だった市村さんの笑顔が優しすぎてそれだけが唯一の救いでした。
 入園して一週間程経過したあたり、保育園から連絡があり光影が階段から転び、おでこにタンコブが出来たのでお迎えに来て欲しいとい言われ、お迎えに行くことがありました。
迎えに行くとジ○リのアニメに出てきそうなオーラ全開で貫禄モリモリの女性保育士(今思えば高川さん)に怪しげなお香を擦り付けられて処置されている光影がいました。テルミー+高川=子どもなんでも回復する…は後になってから知った情報でした。それを見て、かもめ保育園って変わってるー。。。馴染めるかなーと再び肩を落として光影を連れて帰った記憶があります。その後も誰かに顔を噛まれ歯形だらけの傷だらけだった事も。。。

 そんな迷える子羊河原家、光影でしたが5年間の四季折々の保育を通じて夏は海、冬は雪でしっかり遊べる強い身体に育ったと思います。
また、仲間同士で何かを決めたり、自分の言葉で気持ちを伝える、仲間と感情を分かち合うなど、強い身体だけではなく、素敵な心も育って来たのかなと思います。
運動会で勝って泣いて、転んで泣いて、卒園式では泣いている仲間の背中をさすってあげ、跳び箱に成功した仲間に抱きつき一緒に喜びあう。少し親バカですが、その光影の姿を見て大した子だなと思いました。大人でもなかなかできない事だと思います。

 ここで経験した事、知識がどんな形でこの先に生かされていくのか、本当に楽しみでなりません。石田・阿部・高川を始め保育士皆様、在園の皆様…迷える子羊を支えてくださり感謝しております。河原家はなんだかんだ言って…かもめ大好き♡

そしてありがとう!かもめ! これからもよろしく☆かもめ!

~本間花 母より~

「かもめは親と子がともに育つ場所だった」

無事、卒園式が終わりました。卒園式後はもう卒園?でもあるし、やっと卒園…でもあり、とても不思議な感覚で過ごしています。
 銭函に引っ越す事になり、家の近くの保育園に見学に行って、初めてかもめ保育園の名前を知り、何の知識も無く入園したかもめ保育園。最初は苦労の連続でした。
 周りはさくらさくらんぼをちゃんと調べて、お勉強して、子供達に実践してる家庭ばかりで、我が家とのギャップが酷くてしんどかったです。
 花はすぐかもめに慣れて行ったけど、私たち親はなかなか慣れなくて、さぞや市村さんや湊さんにはご迷惑をかけたろうと思います。
 何せ、ほぼ一日中テレビは付いてたし、キャラ物はたくさん買い与えられてたし、プラスチックのオモチャばかり。リズムや手遊び、マッサージなんて全くわからないし、朝保育園に残って一緒にリズムをやってる時間も無かった。
 花はきっと、他のお父さんお母さんはかもめで色々やってるのに、うちはどうしてしてくれないのか?って思ってただろうな。かもめの全てを理解・賛同していたわけでは無かったけど、約5年の歳月をかけて花と共に親も育てて頂き、かもめ保育園から一人卒園する事が出来ました。
 かもめに入って良かったと感じるのは、子供の成長を身近で実感出来る事だと思います。何かを達成出来た時、全身で喜びを爆発させて、家族も仲間たちも皆んなで共有出来る事が本当に素晴らしいなと思います。途中コロナの関係で色々制限は有りましたが、その中でもかもめでないと出来ない貴重な体験をたくさんする事が出来て、それが後々花にとっても私たち家族にとっても宝物になってくれると良いなと思っています。